家族葬/仏式/椿中央会館

事前の相談
事後の相談

ご相談対応レポート、2014年前半

ご相談対応
松山悦子

前夜にご自宅でご逝去され、ご相談者のご長男様からご連絡をいただいたのは翌朝でした。

依頼されたご葬儀の担当者がお伺いしたところ、納棺された柩をお出しする玄関が狭く、ご自宅での納棺は難しい状況でした。

ご相談者からは長患いをされたので、ご自宅で最後まで見守り、通夜当日に自宅から出発されたいとのたっての願いがあり、さらに打ち合わせた結果、式場、火葬場、菩提寺との日程の都合でご葬儀日がご逝去から6日後となりました。

担当者はご要望を尊重し、ご自宅での5日間は納棺せずに、お布団の上でのご安置を決め、顔色を明るくするために薄化粧をほどこした後、ドライアイスを多めにしっかり入れ、毎日お伺いしてチェックをされたとのこと。

お部屋は冷房にして、お線香をあげてない時は暗闇にし、ドライアイスを首筋や後頭部等に重点的にあて、通夜当日まで無事乗り切ったとのことです。

当初、すでに真夏を思わせる暑さに、ご親族の中にはご心配される方もいらっしゃいましたが、毎日伺って状態を見守っており、どうしても難しい状況となったら、すぐ手を打ちますので大丈夫ですときっぱり申し上げたことで、ご安心されたようですとの報告をいただいています。

当初、上記の賛同社の他にもう1社、都合2社程ご紹介させていただき、ご相談者のご要望で、両社の担当者の方からそれぞれのご連絡をお願いいたしました。
もう1社の担当者はすでにご逝去後と伺い、ご相談者のお気持ちをくむ以前に、直接お会いした方が詳しい見積りができるとの思いで、ご相談者と面談をされた時、他社を引き合いに自社アピールを強く打ち出してしまったようです。
ご相談者の困惑を招いたご様子をアンケートでいただきました。

ご喪家のお気持ちを担当者がどれだけ受け止められるかで、ご葬儀の良し悪しが決まるとまで言われております。

ご葬儀には大変ご満足いただきましたが、アンケートでのご忠告は今一度ご紹介したものとして、ご忠告を受けた担当者共々肝の銘じていきたいと存じます。

ご相談者：ご長男　（お父様は60代）

初回コンタクト時	当センターのインターネットを見てのご相談とのこと。昨晩お父様がご自宅でお亡くなりになり、主治医の診断のもと死亡診断書を書いていただいたので、ご葬儀の準備に取り掛かりたいとのお電話でした。ご葬儀は質素に、近くに火葬場の瑞江葬儀所があるので、火葬場近くの斎場を希望され、通夜はお世話になった方にもお越しいただきますが、葬儀・告別式はご家族ご親族のみで執り行いたい。通夜は一般の方とご家族・ご親族合わせて30～40名になる見込みとのこと。ご自宅にご安置済みですので、ご紹介する葬儀社さんから見積りをお取りして、検討されるお時間があることも申し上げておきました。
葬儀社紹介葬儀社とのコンタクト	お住まいの江戸川区内の斎場に精通し、リーズナブルな価格での家族葬を得意とする賛同葬儀社さん２社をご紹介いたしました。葬儀社さんの方からの連絡を希望されましたので、両社の担当者にその旨説明し、連絡をお願いいたしました。２社の内、１社の担当者はご相談者と電話でお話され、斎場は瑞江葬儀所のお隣にある椿中央会館(公営の集会場)を推薦し、こちらを想定した見積りをお送りして、ご検討いただくことになりました。別な社の担当者は直接お話をお聞きして、見積をお作りした方が詳しい見積りができると申し上げ、ご相談者のご自宅に直接お伺いして、見積りについての説明をされ、ご検討いただくことになりました。
葬儀社決定	２社からそれぞれ見積りについてのお話を伺いご検討された結果、ご相談者は前者の見積りを送った社に決められました。直接ご自宅にお伺いした担当者の態度に疑問を持たれたためと後日アンケートで、ご報告いただきました。
本見積書提出	葬儀社が決った後、担当者がご自宅にお伺いして、概算見積りをさらに煮詰め、ご相談者のご要望に沿う形での検討がなされ、本見積りを作成。

この事例でのご葬儀までの流れ
時系列	経過ポイント	内容
ご逝去	ご逝去時点	午後11時過ぎご自宅にてご逝去。
１日後	初回コンタクト	午前10時過ぎ、ご長男様から相談。斎場はご自宅と火葬場の瑞江葬祭所近辺を希望。
	葬儀社紹介	江戸川区近辺の斎場に精通している賛同葬儀社2社紹介。
	葬儀社とのコンタクト	ご相談者は葬儀社さんからの連絡を希望。 1社は電話にてご相談の後、ご相談者宅に伺い、面談をされる。
	概算見積書作成	他の1社は電話にてご相談の後、椿中央会館を想定した家族葬の概算見積りを、ご相談者に送付。
	葬儀社決定	概算見積りを送付した社に決定。
	本見積書作成	決定後、担当者がご自宅に伺い、本見積書作成。
6/7日後	ご葬儀	江戸川区営の椿中央会館にて通夜、葬儀・告別式、瑞江葬儀所にて荼毘に付す。

施行内容（家族葬/仏式/椿中央会館）

規模/会葬者数	価格を抑えた式場で、江戸川区にある瑞江葬儀所とご自宅にも近いところをとのご要望でしたので区営の集会場でご葬儀にも対応している椿中央会館を推薦されましたが、会館の使用状況、菩提寺のご都合等が重なり、ご葬儀はご相談から5日後、ご逝去から6日後に延びてしまい、その間ご自宅でのご安置となりました。家族葬：通夜：ご家族・ご親族25名、一般会葬者5名。葬儀・告別式：ご家族・ご親族25名
宗教	菩提寺のご住職がおつとめをいたしました。仏式：日蓮宗
斎場	江戸川区営の集会場でしたが、リニューアルされ会館と名称も変わり、現在はご葬儀にもよく使われています。使い方によっては一般葬までご利用可能で、2階をお清め所にして100名様位まで大丈夫とのことです。リーズナブルな価格の使用料で、1日1ご喪家のみのご利用と、火葬場の瑞江葬儀所に徒歩で行ける、使い勝手の良い式場です。椿中央会館
葬儀費用	お布施と供花を除く葬儀総費用です。お布施はご喪家から菩提寺に直接お渡しいたします。約65万円
	都内唯一の都営火葬場・瑞江葬儀所隣の江戸川区の集会場・椿中央会館式場は広く一般葬までご利用可能です。

施行後の、ご相談者からのアンケート

: 当センターへの感想
（画像クリックで拡大）

: 葬儀社、斎場への感想

葬儀社について: 最初の電話連絡から今日に至るまで懇切丁寧な御対応を賜りました。
また経済的な事情により、かなり厳しい希望価格を提示させて頂いたにも関わらず、立派な葬儀にして下さいました。心より御礼申し上げます。
葬儀社選択の理由について: ご紹介頂いたもう一社は、担当者が直ぐに来訪されたものの、競合先をしつこく聞き出そうとする、他社を卑下する等、悪態が目につきました。提示価格は他社の方が若干下回ったものの、その様な葬儀社へ一任しようとは思いませんでした。
斎場について: 椿中央会館は葬儀所隣接の施設であり、葬儀の利用を想定された会場のため、何一つ不自由なく使用することが出来ました。
また、当日は雨模様だったものの、移動距離が最小限で済み、参列者様からも喜ばれました。
斎場の選択理由について: 自宅より最も至近かつ、公営施設の為に利用料金も安価だったから。
当センターを利用した理由について: 当初は名の知れたセレモニーホールで催すつもりだったものの、費用を極力抑えたかった為、インターネットで検索した結果たどりつきました。
当センターを利用した感想について: 地元密着の素晴らしい葬儀社様をご紹介頂けた半面、競合社の担当者による不快な対応が残念でありました。
お勧め理由について: 会社の規模にこだわらず、実績によるご紹介が期待できるから。
お勧め度合い: 葬儀社：ぜひ勧めたい｜当センター：機会があれば勧めたい

椿中央会館とサポート相談事例

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