後悔しないお見送りを・・・。

 昨年のコロナ騒動以来、早くも2年近くが経とうとしています。

 私達の日常生活も、大分様変わりを見せてきておりますが、人の死だけはやり直しが効かず、変えることが出来ません。

 死を悼む気持ちは以前と変わりありませんが、それでも昨今は御葬儀の仕方に大分様変わりを見せているようです。

 以前のように通夜に呼ばれた方々が、通夜ぶるまいで故人様を偲ぶこともめっきり減り、お身内の御家族・御親族だけでひっそりと執り行われるケースが多くを占める昨今です。

 周囲の方々も不慣れな状況の中で、勢い、ご喪家の方々はネットに頼り、取り急ぎハウツウ式の御葬儀を執り行ったが、これで良かったのか否か、中には、こんな見送り方で…と、御葬儀後不安を覚える方々も多いと伺っております。

 ここはどんな状況下でも長年の経験から、目配り・気配り・心配りができるベテランの担当者の出番です。

 その時の状況下で、自在に対応可能な担当者の存在は重要です。

 メンタルな面も含めて、ネットでお調べしただけでは分からなかった新たな提案もして頂けますし、担当者からも「サービスが行き届かなかったら何にもなりません。金銭面だけでなく、御葬儀ではご喪家との信頼関係が何よりも大事です」と伺っております。

 これからもどんな状況下に置かれても、後悔しないお見送りだけは心掛けたいものです。

 本年も後数日を残すのみとなりましたが、来年は少しでも多くのご相談者のお言葉に耳を傾けられるよう、更なる努力をして参るつもりでおります。

 当方の担当も本年最後になりました。

 この1年拙いブログにお目を通していただき、有難うございました。

 来年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 少し早めではありますが、よいお年を!

見送るお気持ちはいつの世も同じです。

 コロナ禍の中、幾度目かの緊急事態宣言が9月30日をもって解除され、人の流れや行動制限も段階的解除となって参りましたが、3密(密閉、密集、密室)を避け、安全を確かめた上で、身近な方をお見送りするお気持は、いつの世も変わりありません。

 「母はこんなご葬儀がしたかったんです。有難うございました」

 以前、立会いで御葬儀にお伺いした折、ご相談者から開口一番、お礼のお言葉を頂き、担当者をご紹介した当方も思わずホッと胸をなでおろし、安堵したものでした。

 当初、病院付きの葬儀社さんにご自宅へ搬送をお願いされたのですが、お父様への配慮が足りない雑な扱いにお母様が心配され、見るに見かねたご長男様から当センターにご連絡を頂き、地元のセンターの賛同葬儀社さんを改めて御紹介させて頂いた御葬儀でした。

 不安と戸惑いの中、初めて御葬儀を執り行うご喪家にとり、御葬儀担当者の存在はとりわけ大きく、心強いものです。

 ハウツウ式の御葬儀の伝授だけでは、ご満足の御葬儀は望めません。

 昨今のように、小規模な御葬儀が多くを占める状況の中、ある意味、担当者のアドバイス如何で御葬儀の良し悪しが決まってしまうとまで言われております。

 ご喪家のご要望を推し測り、適切なアドバイスはもちろんのこと、それに伴うメリット、デメリットも含めてご相談に乗り、よき伴走者として、臨機応変な対応をしていただける担当者を求める傾向が、より顕著になってきているようにも思われます。

 以前1人っ子のご相談者からアンケートのご回答と一緒にお手紙を頂きました。

 「父を見送った後、これでよかったのかと一人で悩んでおりましたが、早速に担当者から心に残る御葬儀だったとのお手紙を頂き、気持ちも一気に軽くなり、今では無事父を見送ることが出来たのも皆様のおかげと感謝しています」とのご報告に、御紹介した当方も思わずほっとさせられたものでした。

事前相談

 父が入居中のホームより、夕刻突然父が息を引き取ったとの連絡を受け、高齢でしたので心の準備は出来ていたつもりでしたが、その晩父と面会した後、ホームから「霊安室がないので直ぐに引き取ってください」と言われました時、つくづく葬儀社を事前に決めておいてよかったと思いました。お蔭様でパニックにならず、冷静に対応できました。

 御葬儀後、お礼とご報告のメールを頂きました。

 センターでは事後の御相談も数多く承っておりますが、事前に御相談頂き、御相談のやり取りの中でご要望に合うと思われるセンターの賛同社・複数社をご紹介し、御紹介した賛同社より見積りをお取りし、ご検討頂き、更に出来ましたら御紹介した賛同社の担当者と直にお会いになり、より具体的な御相談をお願いしております。

 お身内の方が事前に御相談されるお気持ちやお立場はそれぞれですが、やり直しが効かない未知のことへの不安や、看病しながら必死に戦っていらっしゃる方を目の当たりにして、大方の方は時に自己嫌悪に陥りながらも、無事やり遂げなければとお気持ちを奮い立たせての御相談かと存じます。

 それでも、ご相談者のお気持ちをお察ししながらの担当者による気配り・心配りのアドバイスに、いつしかご相談者もあらかじめ知っておくことが、ひいてはきちんと送ってあげることに繫がっていくのではとの思いに駆られ、お気持ちも次第に落ち着きを取り戻し、残り少ない時間を看病に専念し、悔いを残さずお見送りができたとのご報告も数多く頂いております。

 当惑しながらも担当者とご面談をされ、メールや電話でのやり取りをされていくうちに、不安や疑問も少しづつ取り除かれ、安心して看病に集中されていくご様子が伺われます。

 御葬儀だけはやり直しがききません。

 御相談後は精一杯の看病をして差し上げて下さい。

現場から見えてくることは・・・。

 コロナ騒動で右往左往している昨今ですが、情報だけがあれこれと独り歩きしているような状態の中、ようやくテレビを通じて、実際の医療現場に立たれていらっしゃるお医者さん達の、生の声を聞く機会も増えて参りました。

 最近は我々が普段耳にすることがない医療現場の生の声との温度差も、次第に浮き彫りにされて来ているようですが、これからを予想される第2波を食い止めるためにも、情報に右往左往することなく、現場の声をしっかり踏まえ、生かしていかなければなりません。

 具体的な生の声を聞くことで、一人ひとりこれからの予防対策を見直す必要も迫られるかもしれません。

 現場で実際の指揮を取っていらっしゃるお医者さんの生の声をお伺いしていると、一言一言がずしりと響き、以前ラヂオ番組のインタビューにお答えされていた ホスピス病棟のお医者さんの言葉が思い出されました。

 ホスピス病棟の患者さんの場合、死を避けてきた方の方が悲しい死が多く、死を前向きに捉え受け止めた方の方が、最期まで自分らしく生き切っているように思われるとのお話しをされていらっしゃいました。

 お医者さんが担当されている病棟では、患者さんの身体の痛みを取るだけでなく、心の痛みやご自身がいなくなるという精神的な痛みも一緒になって寄り添い考えていくことで、次第に患者さんは生き生きされてきて、病棟内は常に明るい笑いに包まれている状態との由。

 死を目前にしてもほとんどの患者さんがリハビリに参加され、今日よりも明日の方が良くなることがうれしく、リハビリを通して生きる力が湧いてきて、結果として御家族との交流も多くなり、家族で温泉にでも行こうということもあり得るようになるとのこと。

 どんな状況になっても、その人にはその人らしく生きる方法があるのではと、特にリハビリの重要性をお話しされていらっしゃった事が、昨日のことのように思い出されます。

 現場は全てを語りますので、目が離せません・・・。

ご葬儀が「幸せな思い出」となるには・・・。

 当方のデスク脇には、少し黄ばんだ手紙が10年ほど前から置かれています。

 当センターに参加して間もない頃、御葬儀後のアンケートと御一緒にいただいたご相談者からのものです。

 「おそらくあと数日という不安な状況の中、思い切って病院からお電話したのですが、心の拠り所となってアドバイスしていただける貴センターの存在に心より感謝しております。

 お蔭様で安心した気持ちで父を最後まで看取ることができました。そして、御葬儀担当者様のきめ細やかなお働きにより、あたたかい雰囲気の中で父を送り出すことができました。

 遺された者として振り返りました時、父の看取りと葬儀が不思議なこと“幸せな思い出”となっていることに気がつき、父の死に関わって下さった皆様への感謝の気持ちでいっぱいになります」。

 折に触れ、そっと手にとり読み返し、1人頷いております。

 お父様が御自宅で倒れられ、医師から「これが最後の入院になるだろう」と告げられ、お母様とご相談者はご葬儀の事を考えなくてはいけない状況におかれたが、現実お母様と交代で病院に行くのが精一杯でした。

 当初「病院から紹介されるだろうから、成り行きでいいよね」と、あまり積極的に考えていらっしゃらなかったが、お母様のお気持ちが、公共の斎場で近親者のみの家族葬を御希望されていらっしゃることを知ったご相談者は、インターネットで密かにお調べになり、当センターのサイトを見つけ、電話番号を控えておかれたとのこと。

 それからしばらくして、御逝去5日程前、ためらいながらもお母様には内緒で、思い切って当センターにご相談され、「不安もピークに達していた時だけに、お電話の最後にいつでもまたお電話してくださいとおっしゃっていただけた安心感で、ホッとしたことを覚えています」と。

 さっそく、お母様にはNPOのセンターがあり、そこを通して紹介してもらった葬儀社さんが良さそうだということをお話しされ、以後センターにお任せする覚悟ができたとのこと。

 残りの数日はお父様を看取ることだけに気持ちを集中することができ、御相談させていただいてよかったと思いますとの由。

 以後、当方も特に残り少ないお時間でご相談を頂いた折、御相談後は看病に専念していただくよう切にお願いしております。

担当者との面談が決め手・・・。

 お母様をお見送りして一段落され、センターがお願いしたアンケートと共に、「父の葬儀の際もこの度お世話になった○○葬儀社さんにお願いしようと思います。○○葬儀社さんにはその際もよろしくとすでに伝えてあります。これからもご遺族の為に頑張ってください」との励ましのメールをご相談者から頂きました。

 病院サイドから入院中のお母様の最期が近づいていることを知らされ、当初友人の方からご紹介頂いた葬儀社さんにご連絡したところ、担当者の方からはマニュアル通りのご返事、折り返しご連絡をすると言いながら数日間放置され、今後の対応も想像に難くない様子に困惑し、慌ててネットで他を検索され、当センターに行きついたとの経過をお聞きいたしました。

 早速にご要望をお伺いし、地元で小規模なご葬儀を得意とする賛同社をご紹介し、見積りをお取りした後、担当者とのご面談をさせていただきました。

 ご相談者からは、最初のご面談で、常々疑問に思っていたことを全てお尋ねすることが出来、担当者の解答ぶりにその場でご葬儀をお願いする旨即決された、とのご連絡が入りました。

 ご相談者の問合せに対し、一つひとつ丁寧に、依頼者と同じ目線に立って説明をし、アドバイスして頂いたとの由。

 やり直しが効かないご葬儀だからこそ、その場にふさわしい見送り方をご喪家と一緒になって考え、行動してくれる担当者との出会いはご葬儀の良し悪しを決める大きな切り札にもなります。

 担当者に伺うとご喪家は各々そのご家庭の事情もあり、ご葬儀は毎回違いますので、ご葬儀はこういうものだとの押しつけはせず、どの様に送ってあげたいかということから始め、後々こうすればよかったと言われないように後悔のないご葬儀を心がけているとの由。

 以前、ベテランの担当者にお伺いした折、「ご葬儀はご喪家ととことん二人三脚で行きます」とのご返事を頂きました。

 「ご葬儀は葬儀屋の葬儀ではありませんからご一緒に歩きましょうと言うスタンスで、出来るだけ早くご喪家と打ち解け、緩やかな放し飼い状態の中でお手伝いをしていくだけです」とその極意の一端をお聞きしたことがございます。

 初めてのご葬儀は誰しも不安ですが、ご一緒に考え、行動してくれる担当者という強い味方が傍についています。

 その為にも、ご葬儀前に面談され、打ち解けた中でご喪家のご要望をお話しておくことも重要です。

担当者の助言

 非常に明快な料金でした。

 お花の祭壇も思っていた以上に立派なものでした。

 担当者の方はお話しし易く、直接面談した時の印象が良く、一緒に話を聞いた夫も「あの人なら任せて大丈夫でしょう」と言っていました。

 家族目線で対応して頂きました。色々ご相談させて頂き、納得のいく回答を貰い、安心して葬儀が行えました。

 また、連休中に葬祭扶助のご相談をされた方からは「色々困った事、分からない事など親身になって助言や対応の方法を教えていただきました。感謝してもしきれません。不安を取り除いてくれ、大変助かりました」。

 最近ご葬儀後のアンケートにてご回答を頂いた、ご葬儀の担当者に対してのお言葉です。

 普段ご葬儀に出席される機会はございましても、ご自身が喪主やご喪家サイドで迎えする立場は初めての方も多く、どこからどの様に手を付けたらよいのか、はたまたどの様な準備をする必要があるのか見当が付かず、途方に暮れている状態とのご相談も度々いただきます。

 センターではまずどの様なご葬儀をお望みなのか、どなた様のご意向か、それをご希望されるのはなぜか等ご相談内容を整理させて頂き、優先順位をお話し、ご要望に見合う地元の賛同社をご紹介しております。

 さらに、ご要望に応じて概算の見積りをお取りして、説明書と共にお送りし、ご検討頂いた後、出来ましたら、ご紹介した葬儀社の担当者と直接ご面談されることを是非にとお勧めしております。

 担当者とのご面談は、紙面だけでは伝わりにくいご葬儀に関する様々なご要望を直に話し合われ、双方のコミュニケーションを計ることで、より信頼を得られる御様子です。

 先日もご面談されたご相談者から、お帰りの際にはさっそくお決めになられたとのご報告をいただきました。

 「本日、担当者の方とお会いして丁寧に説明して頂き、色々と勉強になりました。○○葬儀社さんにお願いすることに致しました。誠実な対応で信頼できる葬儀社さんです」

 ベテラン担当者からは「我々はアドヴァイザーであると同時に、影のサービスの部分でのお手伝いをしており、困った時振り向けばいつでもいる存在であることが大事です」とも伺っております。

事前相談の意味

「喪中のため新年の御挨拶は失礼させていただきます」

 11月に入り、親戚・友人からの喪中はがきが例年になく舞い込んできています。

 早いもので今年も残すところ1ヶ月余りになってしまいました。

 季節の移ろいに戸惑いを感じながらも、日々ご葬儀の相談を承っております。

 最近ではネットを通じて情報過多の傾向もあり、ご葬儀も表面上は大分様変わりしてきているように見受けられますが、事前にご相談される方のお気持は10年前も現在もあまりお変わりはないように思われます。

 ご相談頂くお気持やお立場はそれぞれですが、やり直しがきかない未知のことへの不安と、最後の力を振り絞って必死に戦っていらっしゃる方を目の当たりにされ、自己嫌悪に陥りながらも、無事やり遂げねばとお気持ちを奮い立たせてのご相談が大方かと存じます。

 限界が近づき、何度も「もしかしたら・・・」のお気持がよぎり、「その時」をどのようにすればよいのか見当がつかないままセンターにご相談頂いた方からは、看病しながら一方でご葬儀の準備に入る行動に罪悪感を覚え、当初は悩みながらセンターとやり取りをしておりましたが、あらかじめ知っておくことが、ひいてはキチンと送ってあげることに繫がるのだと思えるようになってこられたとのご報告をいただきました。

 ご相談されてからお気持も次第に落ち着き、残り少ない時間でしたが看病に専念でき、悔いを残すことなく、お見送りが出来たとの由。

 当惑されながらもメールやお電話でのやり取りの中で、不安や疑問が1つづつ取り除かれ、並行してご自身のお気持も整理されていき、後は安心して看病に専念された御様子が伺われました。

 一段落された後は悔いを残さない為にも、当方からも看病に専任して頂くようお願いしております。

 やり直しがきかないのがご葬儀です。

 センターではご要望のご葬儀に、またこだわりのご葬儀にどれだけ近づけられるか、ご葬儀を施行する担当者への橋渡し役を常に心がけております。

ご不安を無くすことが急務です

 「先程から電話している○○です。今身内の者が亡くなったのですが、どの様にすればよろしいでしょうか。病院で紹介された葬儀社さんからドライアイスをすぐに入れないと駄目だと急かされているのですが・・・」

 3時間程前からご葬儀の費用についてのご相談をお受けし、見積りをご希望された方から緊迫したお電話を頂きました。

 「初めてのご葬儀で…」とご不安な御様子が強く感じられましたので、まずは病院付きの葬儀社さんにはすでに葬儀社は決めている旨申し上げて、お断りされるよう、又ドライアイスはご逝去後すぐでなくても大丈夫である旨お伝えいたしました。

 そのまま少しお待ち頂ければ、見積りをお取りしている社の担当者がお迎えに上がり、その後はご安置から火葬まで全て責任を持って面倒を見てくれますので、担当者にお任せして大丈夫であることをご説明し、センターもご葬儀終了までチェック致しますのでご安心頂くよう申し上げておきました。

 ご葬儀後、当初ご不安でいっぱいだったご相談者から「親戚からもよいご葬儀だった。万が一の際はうちも頼もうかなとまで褒めて頂いた」とのご報告を伺い、我がことのようにほっと致しました。

 また、闘病中のお父様に付き添い、何度となく大きな山場を超え、限界が近づいてきて「もしかしたら」が頭をよぎったが「その時」をどのようにすればよいのか皆目見当がつかず、インターネットで検索をされ、ご連絡頂いた方は、一方で病院に日参しているご自身の裏腹な行動に、当初罪悪感すら覚えられたとのこと。   

 「これが最後の入院になるだろう」と医師から告げられ、葬儀の準備を考えなければいけない状況に置かれても、なかなか具体案が見つからず、取りあえずセンターの電話番号を控えておき、刻一刻と迫る状況の中、あと数日と言われ、思い切ってセンターにご連絡をされたとのお話でした。

ご葬儀後のアンケートでは「色々アドバイスを頂き、ご紹介された葬儀社の担当者にご相談してお任せすることになり、残りの数日は父を看取ることだけに気持ちを集中することが出来、本当に良かったと思います。遺されたものとして振り返りますと、父の看取りと葬儀が不思議なことに幸せな思い出になっていることに気付かされました」とまで、おっしゃっていただけました。

 未経験のご葬儀は、ご家族にとってより一層の不安を掻き立てる要因でもあります。

 ご相談者からお伺いしたご相談内容を葬儀社の担当者に伝え、刻一刻と変化する状況の中、ご不安を少しでも軽減して頂くことが、センターの急務です。

事前相談に抵抗がある方でも。

事前のご相談では、お時間やお気持ちが許すのであれば、ご紹介葬儀社と直接お会い頂くことをお勧めしているのですが、「父がご存命のうちは葬儀社と直接やり取りをすることに抵抗があるので、できればあさがおさんとのやり取りで葬儀社を決めたいのですが」と希望されたご相談がありました。

たしかに、万が一の時に慌てないようにと事前相談をされる方でも、事前の段階で葬儀社と直接会うことや、葬儀の内容を決めることをためらう方はいらっしゃいます。

このような場合には、まず、葬儀について心配なことや不安なことをセンターとのやり取りの中で少しずつでも軽減していただき、それから、この葬儀社の〇〇さんはこんな方で、など、葬儀社について具体的な話をさせて頂いてご検討いただきます。

可能であれば、事前の段階で葬儀社の担当者とお会いされた方が安心が高まることはありますが、ご相談者のお気持ちやご要望は一番の優先事項です。

このご相談では複数社のご紹介をさせていただきましたが、センターからの説明と、葬儀社のホームページをじっくり見ていただき、1社をお選びになり、その葬儀社へご依頼となりました。