葬儀一般
葬儀を前にして適切な葬儀社選びをするために、知っておいたほうが良いかもしれない基本的な情報をまとめてみました。
葬儀の流れ
現状の葬儀においては、葬儀社選びさえ間違わなければ、葬儀社の担当者が斎場選びからご喪家がしなければならないことまで適切にアドバイスしてくれますので、葬儀の流れや葬儀の段取りについて把握したり心配する必要はありません。当センターに相談後の、葬儀社選びを含めた形での葬儀までの流れの例もご参考にしてみてください。
葬儀の種類
葬儀の種類は、規模と宗教という視点で整理するとわかりやすくなります。家族葬や密葬、社葬は、規模による視点で分類したもので、葬儀の仕方も変わってきます。仏式による葬儀や神式、無宗教葬は、宗教による視点で分類したものです。
斎場の種類
斎場での葬儀が増加し、自宅で葬儀をする人が急激に少なくなってきています。どのような葬儀にするかによって、適切な斎場は変わってきます。斎場の種類は公営斎場と民営斎場に分類でき、それぞれに長所と短所があります。
葬儀社の種類
葬儀社をやるには許可や認可はまったく必要ありません。明日から誰でも始めることができます。それゆえ、葬儀社の数を正確に把握することは困難です。葬儀社の種類は、葬儀専門業者、互助会、JA、そのほか、で分けている例が多いようです。しかし、病院指定の葬儀社かどうか、斎場を持つ葬儀社かどうか、葬儀社の規模、という視点で整理したほうが有意義です。
葬儀の見積もり
葬儀費用は、大別すると、1葬儀基本費用、2車両費用、3火葬関係費用、4斎場費用、5返礼品費用し、6飲食費用、7お布施、です。細かいところに惑わされずに、まず大筋を抑えるようにするのがポイントです。葬儀社の提示する葬儀見積もりが上記のどこまで含んでいるものなのか、よく見極めます。
葬儀費用例
葬儀費用は、同じ会社が施行したとしても、会葬者数や利用斎場、祭壇などのグレードによって変わってきます。場所と人数が同じ条件で葬儀を行ったときの費用を見比べないと意味がありません。また、葬儀費用の収支は、実際の葬儀が終わるまでわかりません。
トラブル事例
国民生活センターおよび全国の消費生活センターに寄せられた相談を踏まえた資料には、虚偽説明を受けて契約させられてしまった事例や、無断でサービスを追加されてしまった事例、根拠の不明な請求をされてしまった事例、契約時の説明と違うサービスを受けたといった葬儀トラブルの事例が取り上げられています。
葬儀情報源
当センターの紹介サービスの背景にありそうな葬儀を取り巻く状況や、葬儀情報を扱っているサイト、参考書籍を紹介いたします。