築地本願寺第二伝道会館 > 施行例(社葬)
●会葬者、通夜・葬儀・告別式約400名
●よりよい葬儀にするために、築地本願寺第二伝道会館での社葬・合同葬に精通した葬儀社を選ぶことが重要です。
築地本願寺第二伝道会館施行例(社葬)
会葬者400名ほどの社葬に立ち会いました。1ヶ月ほど前すでに近親者だけの密葬を済ませておりましたので、今回は「できるだけシンプルに」ということを心がけ葬儀・告別式のみで、返礼品、お食事、思い出コーナー等は設けませんでした。
葬儀社の担当者は基本的にご遺族の意思を尊重し、入念に会社の担当者との打ち合わせをしましたと話していました。
祭壇は供花が140基ほど出ましたので組み込み式にしてご喪家のご要望の白とピンクの色合いで華やかな雰囲気をだすことができたようです。
今回は第二伝道会館全館使用ですが、通夜はありませんので2階の瑞鳳の間は使用しませんでした。
1階の花の間と鳥の間はそれぞれ来賓の方々並びに足の不自由な方用に用意され、風の間は導師控室、2階の孔雀の間、鳳鳳の間は親族控室として利用されました。
当日早目においでになった来賓の方は直接式場にお越しになり、お待ち頂いたようです。
式場はイス席の前方をご家族、ご親族、ご来賓の方々、後方を一般会葬者用にご用意いたしましたが、定刻前すでに満席になり、以後の方はロビーに並んでお待ちいただくことになりました。
午前11時30分菩提寺のご住職を始め3名の読経にてご葬儀開式となりました。約20分後、ご来賓の方4名様からの弔辞が読まれます。
永年仕事をご一緒された後輩の方、旧制高等学校時代からの旧友、仕事仲間の方、協会会長の方、皆さんスケールの大きかった豪放磊落な故人を偲んでお酒の飲み方からお仕事ぶりまで披露され予定時間をオーバーしてしまうほどでした。
40分後弔電が読まれ、葬儀委員長の挨拶、喪主のご長男の挨拶と続きます。
「父がお仲間にずいぶん慕われていたのだとびっくりしております。昨年忘年会で皆様とお酒を酌み交わした後、自宅前で倒れそのままになってしまいました。永年通った事務所も築地にあり、築地の場外市場での食事をなによりも好んだ父を想い、こちらでのご葬儀を決めました」と締め括られました。
鉦の音を合図に再び読経が開始され、まもなくご焼香が始まり、葬儀委員長、喪主、奥様、お子さん、ご親戚の方々と続きます。ご遺族は式場右側に立たれ、ご焼香を済ませたご来賓の方々に挨拶されています。やがてロビーに6列に並んだ一般会葬者の方々へとご焼香が移り、終えた参列者はお1人ずつご遺族に挨拶し、退場されていきます。全てのご焼香が終わり、ご遺族が元の席に戻り導師退場となり、1時間半の葬儀・告別式が終了しました。
シンプルですが、生前の故人を偲ばせるような重厚な中にも何処か暖かい雰囲気のある式となったように思われました。
●築地本願寺第二伝道会館での葬儀(社葬)費用概略
葬儀基本料金・花祭壇 157万5000円
外装費・内装費・式場使用料など 336万8300円
(斎場案内・葬儀立会い/あさがおアドバイザー・松山悦子)