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施行例

依頼者からは昨年春にお母様のことでご相談いただきそのままの状態になっていましたが、急に連絡が入りこちらで葬儀・告別式になりました。

昨年の段階では親戚５名程と後はお友達が少しということでしたが、故人が元小学校教師という肩書きから、沢山の方が駆けつけていらっしゃいました。通夜の会葬者は親族を含め１００名程になりました。

依頼者のご要望は花が大好きだったお母様のために、花祭壇には赤いカーネーションを沢山入れて欲しいということでした。通夜の日が母の日とぶつかり、カーネーションも割高になりそのため当初の予算より３万円程掛かってしまいました。葬儀社の担当者は赤とかピンクなどのはっきりした色を好む方でしたので思いっきり華やかな彩りにしましたと語っていました。ご喪家の方々も大変満足された様子でした。赤いカーネーションはロビーにつくられた思い出コーナーにも飾られ、ちょうど母の日と合わせてより一層感謝の気持が込められているようでした。思い出コーナーも壁一面を使い見映えの良いものになりました。

葬儀社の担当者から初七日の法要のご焼香はないので、告別式の時ゆっくり心を込めてやってくださいとの指示の後、葬儀は菩提寺のご住職さんの要望で、９時半からと早めに始められました。

　 お花を手向ける惜別の儀では、お花が大好きな方ですからお花畑のように入れてあげてください。その時、お声を掛けながら手向けてくださいとの指示に、ご親族皆さんがそれぞれ一斉に声を出して故人に最後のお別れをしていました。

詩吟を趣味にしていらした故人のお仲間５人も駆けつけ、出棺前に追悼の詩を吟じていただきました。人生夢の如し・・・、朗々とした声が静かに響き渡ります。

依頼者は「昨年の段階で母の容態がどの様になるか見当がつかなかったのですが、あさがおさんに紹介頂いてよかったです。相談していなかったら病院を出る時どの様になっていたか分からなかったですよ。」と話していただきました。

●葬儀費用概略

葬儀代金 　80万1150円
車両・生花・保管料　30万6600円
式場費・火葬場諸経費・心づけ　15万5300円
料理　33万290円
返礼品　13万6500円

（斎場案内・葬儀立会い/あさがおアドバイザー・松山悦子）

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