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新井白石記念ホール(中野区) > サポート相談事例

施行例

会葬者40名ほどの無宗教のお別れ会に立ち会いました。

ご喪家が杉並の方なので葬儀社の担当者は初め地元の式場を勧めましたが、お話しを伺っていると、もっとセレモニーホール的で清潔感があるきれいな式場をお望みで、しかも1日だけの使用ということになり、場所はご自宅から少し離れますが中野の早稲田通り沿いのこちらを提案したという経緯がありました。車でも、地下鉄、JRでも駅から近く会葬者に便利であり、1日1喪家だけの使用なので音を出す音楽葬にも大丈夫ということが決め手になったようです。新井白石記念ホールでの葬儀

ご喪家のご要望は「祭壇はいらない。柩の周りを白い薔薇で飾る。1日だけのお別れ会として、パーティ形式で式の内容、進行も自分達で決めたい。写真は撮らず一切のものを残さない」ということでした。

故人は彫刻家で、柩の両脇には作品のパネル写真が展示されていました。

会葬者も古くからの友人のみで、受付を済ませた方は式場両サイドのイスに着席し、式の始まるのを待っています。会葬者の目の前の大テーブルには大皿やグラスが並べられ、ご喪家の手作りの料理や飲み物の用意ができていました。柩が無ければパーティ会場そのものです。

「献花のお花をお渡しいたしますので、後程柩の中に入れていただきます」。ナレーターの司会が始まり、一人ずつに白薔薇が手渡されました。

柩の蓋が開けられ、傍らには奥様が立ち、会葬者1人ずつと丁寧にご挨拶をしていらっしゃいました。柩の中に白薔薇を入れ終った方はお清めのワインやビールのグラスをかたむけ、お話をお聞きする形になります。

音楽は故人と奥様のお好きなカザルスの曲から選曲されました。

20分後、喪主の奥様の挨拶に始まり、友人の方達の故人との思い出話が次々と披露されて、瞬く間に時間が過ぎていきます。「今まで何百回も会い、別れているのに1度たりともさよならを言ったことが無い。・・・・じゃあ、またね」友人の万感の想いの絶叫が響き渡ります。

最後に故人の息子さんの「父の旅立ちに先立ちましてカンパイ」で閉会となりました。

式終了後、会葬者が次々にお別れ花を柩に手向ける間中、真紅の薔薇を一輪持った奥様が脇に凛とたたずんでいらっしゃいました。白薔薇と白百合のお別れ花の最後は奥様の真紅の薔薇で締めくくられました。

その間にもご喪家の関係者により、テーブルや料理が手際よく片付けられ、柩の通り道がつくられました。手の空いている方が率先して手伝い、ご自分達の手でやっているという実感が脇で見ていても強く感じられました。

葬儀費用概略

葬儀代金 69万3000円
車両費・返礼品 23万7000円
式場費・火葬場諸経費・料理・心づけ 70万1880円
(斎場案内・葬儀立会い/あさがおアドバイザー・松山悦子)

新井白石記念ホールとサポート相談事例

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