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施行例

会葬者30名ほどのこぢんまり葬の通夜に立ち会いました。第1候補の式場は4日先までふさがっていましたので、葬儀社の担当者がこちらを推薦した経緯があります。

最初ご親族のお年寄りの方が行人坂を行くのはきついと難色を示したそうですが、日程の関係で決めたようです。ご家庭の事情でご遺体を午後3時まで預かっていただき、通夜の前、直接こちらへ搬送されました。

花祭壇はスキーが趣味の方とお聞きしましたので、雪山のイメージで創ったところ、大変喜ばれたようです。心労で担当者に愚痴をこぼしていらした奥様も祭壇を見て思わず歓声を上げたそうです。

葬儀担当者は丁寧に会葬者お一人ずつ席に案内し、細かな気配りをみせていました。その担当者が特にこちらを推薦するのは、斎場を借りた後は葬儀社の責任のもとなんでもＯＫで、斎場サイドからの注文はほとんどないことが大きいようです。

葬儀社の担当者は自由に式を取り仕切ることができ、「ご喪家のご要望にも応えられ、例えば、ご遺体を柩に入れないで葬儀・告別式を終え、最後のお別れ花の時、柩に入れて出棺ということも大丈夫です。通常はなかなか式場の許可が下りず、珍しいケースになりますので大切にしたいです」と語っていました。

車好きのご主人のために奥様のたっての希望は霊柩車をキャデラックの宮型・最高級のものでお願いしますとのことでした。

●葬儀費用概略

葬儀代金　88万5150円
車両費　14万9080円
式場費　20万円
火葬場諸経費　8万4735円
返礼品　4万950円
料理代　26万6493円
（斎場案内・葬儀立会い/あさがおアドバイザー・松山悦子）

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