一日葬/無宗教/江戸川ターミナルセンター

事前の相談
事後の相談

ご相談対応レポート、2015年前半

ご相談対応
松本明子

ご相談では、火葬のみでの葬儀でも、お別れの時間をゆっくり取りたいというご要望をお聞きすることがあります。

通常、直葬の場合には火葬場にて10分前後と短い時間ではありますがお別れが出来るところもあるのですが、やはり「ゆっくりと」と思われている方にとってはあっという間に過ぎてしまう時間かと思います。

ご自宅でのご安置や、お別れの場として対応できる安置所などが利用しやすい所にある場合でしたら思い通りのかたちでお送りする事もできますが、それがない場合は式場を使用するなど、一日葬の範囲になってしまう可能性もあります。

この事例では、費用は抑えなくてはならないけれど、葬儀式を行なってゆっくりとお別れをしたいというご相談者のご要望が、式場やメイク室などを完備した安置所を利用したことで、可能となりました。

このような施設は、どこにでもあるというものではありませんが、葬儀の規模が小さくなっていき、ご自宅での安置が難しい状況にある方が多い首都圏などには増えてほしい施設かと思います。

ご相談者：ご主人　（奥様は40代）

初回コンタクト時	奥様が急逝され、都内の警察署にて検案中の時点のお電話でのご相談でした。警察の担当者から、検案が終わったら連絡をするので葬儀社と一緒に来て下さいと伝えられ、葬儀社を探している時にセンターのサイトを見てご相談されたとのことでした。急な事で何も考えてはいらっしゃらない状況でしたが、火葬のみではなく小規模でもお葬式を行ないたいお気持ちがある事、人数は10名前後で費用は抑えたい、また、義理のお母様は地方にお住まいのため、義母様が来る日に合わせて火葬を行ないたいとお話しいただきました。
葬儀社紹介	最初のお電話で、費用面での融通性が高く、ご利用者からご協力いただいたアンケートでも「丁寧な対応」「親切」などの評価の高い、地元の葬儀社をご紹介いたしました。
葬儀社とのコンタクト葬儀社決定	まず、センターがご紹介社に情報を伝えたうえで、ご相談者から直接その社へ連絡を入れていただくようにしました。その後、担当者と直接お話しをされ、そのままその社へご依頼されました。
搬送ご安置	警察の検案が終わり、監察医務院へ行くことになったため、搬送は翌日の夕方となりました。ご安置先は、お別れや小規模な葬儀も行なえる安置施設です。
本見積書提出	打ち合わせはご安置を整えた後に行なわれました。その時点で本見積書の提出となります。また、火葬場が混雑している関係で、６日ほどお待ちいただかなくてはならない状況だったことで、ご安置中のご面会のタイミングなどでも打ち合わせを行ないました。

この事例でのご葬儀までの流れ
時系列	経過ポイント	内容
ご逝去	ご逝去時点	ご自宅にてご逝去。
同日	初回コンタクト葬儀社紹介	お電話でのご相談。お話しをうかがい、口答で葬儀社をご紹介。
同日	葬儀社とのコンタクト葬儀社決定	ご紹介社へセンターから情報をお伝えした後、ご相談者より直接ご紹介社へ連絡。お話しをされたうえで、その社へご依頼。
1日後	搬送ご安置	翌日、監察医務院から江戸川ターミナルセンターに搬送、ご安置。
1日後	本見積書作成	ご安置を整えた後、打ち合わせ、本見積書の提出。
日後	ご葬儀	江戸川ターミナルセンター内の式場にてお別れ、瑞江葬儀所にてご火葬。

施行内容（一日葬/無宗教／江戸川ターミナル）

規模/会葬者数	式場を利用してお別れをされたため、一日葬といたしましたが、祭壇等を飾らず、火葬のみでのご葬儀でお別れの時間を長くとられたかたちです。一日葬：ご家族ご親族6名
宗教	積極的に無宗教葬を選ばれたというわけではなく、お別れというかたちで式の進行等がなかったため、宗教的な儀式を行なわないご葬儀となりました。無宗教
斎場	小規模な式場やメイク室などを完備した安置施設にて、ご安置、お別れを行ないました。江戸川ターミナルセンター
葬儀費用	直葬のプランをベースにして、祭壇などを飾らない代わりに、オプションにて故人様のためのメイクやゆっくりお別れをするための式場利用などを追加されました。約45万円

江戸川ターミナルセンターとサポート相談事例

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