無宗教葬/一日葬/葬儀サポートセンター
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ご相談対応レポート、2014年前半
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「直葬という形式で故人と最後の別れをする時間は取る事が出来るでしょうか?」「その時間を作るためには家族葬の用な形式が必須なのでしょうか?」というような相談者とのやり取りがありました。
直葬の基本的な流れは、病院から安置所、火葬の予約が取れ次第、火葬というものです。費用的にはこの流れが一番抑えられますが、ゆっくりしたお別れの場を設けてほしい、という要望のある方も直葬要望の中にはいらっしゃいます。
今回の事例では、地域に詳しい葬儀社さんの提案により、瑞穂斎場近くの小さい会館にて一日葬という形になました。より、ゆっくりしたお別れの場を設けるという方向になったわけです。
ただ、その分、直葬に比べて費用も高くなるので、ご相談者の意識と理解を踏まえて情報共有することにも配慮が必要なようです。
ご相談者:長男(お父様は90代)
初回コンタクト時 | 90歳を超え入院中で、何があってもおかしくないと言われている状況でのメールフォームからのご相談でした。直葬がご希望でした。ただ、「儀式を省略し価格も安いこの形式では、葬儀社サイドも雑になると言う話も見受けられます。その点に不安」を持っているので、「直葬でも故人をしめやかにおくりたい」そして、「質素でも簡素でも価格が安くても、丁寧で気持ちのこもった執り行い可能な葬儀社を選びたい」ということです。瑞穂斎場を運営する市の住民でしたので、瑞穂斎場での直葬をまず案内しました。 |
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葬儀社紹介 | 要望を受けまして、会社規模は大きくないが、丁寧な対応ぶりで安心して任せられる葬儀社さんを紹介。事前に、紹介社と電話にてコンタクト。この時点では、瑞穂斎場の直葬での釜前でのお別れの形の話(「釜入れ前に告別室があってそこでお花を入れたり、お焼香をすることができますよ」というような話をしました。 |
搬送葬儀社とのコンタクト葬儀社決定 | 逝去後、相談者より紹介葬儀社に連絡があり、お迎えに行った埼玉県内の病院で、相談者と担当者が初めて会うことになります。このとき、「直葬以外で、故人と最後の別れをする時間が少しゆっくり取れる形式は他に有るか」と相談者に聞かれて担当者が葬儀サポートセンターを提案しました。 |
ご安置 | 葬儀社の提携霊安室にて葬儀日までご安置されます。 |
本見積書提出 | ご安置の後、詳細の内容を決定し、本見積書の提出となりました。 |
時系列 | 経過ポイント | 内容 |
10日前 | 初回コンタクト | 相談フォームからのご相談。 |
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9日前 | 葬儀社紹介 | メールでのやり取りをふまえ、内容を整理、葬儀社1社のご紹介。 |
紹介葬儀社と電話にてコンタクト。 |
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ご逝去 | ご逝去時点 | |
同日 | 搬送葬儀社とのコンタクトご安置葬儀社決定本見積書作成 | 葬儀社に連絡、葬儀社が埼玉県内の病院にお迎えにあがる。葬儀サポートセンターを想定しての見積もり作成。葬儀社の提携霊安室にて葬儀日までご安置。 |
3日後 | ご葬儀 | 葬儀サポートセンターで一日葬・瑞穂斎場にて火葬。 |
施行内容(無宗教式/一日葬/葬儀サポートセンター)
規模/会葬者数 | お母様の「無宗教で、簡素にそして最後は散骨」という生前の言葉を受けて、相談当初は直葬ということでした。ただ、直葬でも故人をしめやかに送りたいという意向が強く、こうした要望に応えてくれる葬儀社を望んでいました。逝去後、葬儀社の担当者からの提案により、瑞穂斎場近くでの、会館にてお別れの場を設けることになりました。一日葬/5名 |
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宗教 | お墓もありませんでした。お母様の生前の言葉通り、無宗教の形になりました。 無宗教式 |
斎場 | 相談当初は、瑞穂斎場での直葬という意向でしたが、逝去後にご相談者から「他の形が有るか」と聞かれて葬儀社の担当者が、お別れの場を提案しました。
葬儀サポートセンター |
葬儀費用 | 飲食や返礼品はありませんでした。それ以外、葬儀に関わる費用の総額です。 約39万円 |
瑞穂斎場から徒歩圏内の葬儀サポートセンター、小さなお葬式に適したところです。お身内だけの無宗教葬は生花で飾られました。 |
施行後の、ご相談者からのアンケート
葬儀サポートセンターとサポート相談事例
葬儀サポートセンターの斎場説明は 葬儀サポートセンター へ