瑞穂斎場/仏式/一日葬/立会い記録

平成２４年３月瑞穂斎場での仏式の１日葬に立会いました。故人様はご相談者の叔父様でした。

当初、当センターのご相談フォームにメールでのご相談をされ、見積りをお取りした段階では、火葬式か家族葬か決めかねておられましたが、火葬式では簡略すぎるとのことで、間を取った形の１日葬の提案をされ、こちらにお決めになりました。

１日葬は通夜を省いて、葬儀・告別式のみを執り行うやり方で、菩提寺さんがある場合は菩提寺さんのご了解が必要になりますが、今回はご理解いただけたと伺っています。

また、他の多くの公営斎場で式場費が２日単位に対し、瑞穂斎場では１日単位で式場費を算出しておりますので、１日葬では１日分だけで済むメリットがありました。

地元瑞穂町を始め４市１町の組合組織で運営されている瑞穂斎場ではご葬儀が華美にならないようにとの配慮から、仏式・神式・キリスト教式の各祭壇が常設されて、生花は祭壇花として祭壇の空いている空間に飾るだけで、生花祭壇は禁止されております。

今回は仏式祭壇をお借りし、葬儀社さんからのサービスで２基の祭壇花がご用意されました。

ご葬儀当日は横殴りの雨の中、お身内４人様がお集まりになり、菩提寺のご住職による読経の後、最後のお花入れ済ませ、ご出棺までの間少しお時間がありましたので、暫しの間柩を囲み皆様で覗き込むようにしてお話をされ、叔父様とのお別れを惜しみつつご出棺となりました。

ご遺体を運ぶ台車が、お隣の大式場脇に差し掛かると、いきなり制服の大群に取り囲まれ、暫し台車もストップ状態になってしまう程でした。

高校の先生のご葬儀とのことで、全校生徒がお集まりになり、広いロビーも芋の子を洗うような混雑振りで、外の前庭も黒い傘で埋め尽くされるほどでした。

４人対数百人と数の違いはあれども、お見送りするお一人お１人のお気持に変わりはないようです。

以前のご葬儀でひどい目にあわれたとお話されたご相談者は、疑心暗鬼な場面もあり、ご紹介した担当者とも打ち解けるのに少し時間が掛かったようですが、ご納得のいくまでご質問をされ、最後いいご葬儀になりましたとのご挨拶をいただきました。

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