こぢんまり葬/仏式/浦安市斎場

事前の相談
事後の相談

ご相談対応レポート、2015年後半

ご相談対応
有賀知道

病院でお亡くなりの場合、病院から早く搬送してもらいたいというプレッシャーを受ける中、安置場所をどこにするか≒葬儀社をどこにするか・・・亡くなったばかりで何が何だかよくわからない中、判断を求められます。しかし、ご自宅でお亡くなりの場合や、病院で亡くなったとしても一度ご自宅に搬送、安置できる場合は、自宅という慣れた空間があるおかげで、冷静になる時間が持てる感じがします。

これは、適切な葬儀社選びに有利というだけではありません。例えば、最近ますます割合が増えてきた直葬において、自宅安置ができるかどうかは、送る側の気持ちにも影響を与えると思います。

この事例においては、お式まで日数もあり、お棺も自宅から運び出す事が難しい状況でしたが、ご主人様が「どうしても最後まで一緒に自宅で過ごしたい」と強いご要望があり、ご主人様の了解を得てお棺を斜めにして家から運び出すことが行われました。自宅安置は、ご主人様にとって、かけがえのない時間であったと思われます。

ご相談者：長女　（母親は70代）

初回コンタクト時	お母様が松戸の家で亡くなり、自宅安置中という状況で相談の電話がありました。住民票があるところが江戸川区なので、江戸川区で家族葬を一応考えているということです。
葬儀社紹介葬儀社とのコンタクト葬儀社決定	何社もの紹介社の中から選ぶというよりも、安心できるところであればということでしたので、内容に合いそうな１社を候補として挙げます。同社の説明し、その後、紹介社の担当者と直接電話にてやり取りしてもらい、同社にお願いするという流れになります。すぐに、担当者が、松戸の家に伺い初顔合わせし、ドライアイスの手当をしました。
本見積書提出	翌日朝一番で、式場と日程を決定し、自宅にて担当者と打ち合わせ、詳細な見積もりが作成されました。式場については、皆お住まいが違うので、故人の住まいの近い場所でということで、浦安市斎場を市外料金で利用するということになりました。
搬送	自宅で亡くなられましたので式当日まで松戸の家でご主人様と一緒に過ごしました。お式まで日数もあり、お棺も自宅から運び出す事が難しい状況で、また、お体の状態の変化によっては霊安室へ移動させていただくと決めてましたが、ご主人様が「どうしても最後まで一緒に自宅で過ごしたい」と強いご要望がありました。それを受け、ご主人様の了解を得てお棺を斜めにして家から運び出すことになりました。

この事例でのご葬儀までの流れ
時系列	経過ポイント	内容
ご逝去	ご逝去時点	ご自宅にて夜
同日	初回コンタクト葬儀社紹介	電話にてご相談。内容を踏まえて、1社を紹介。
同日	葬儀社とのコンタクト葬儀社決定	紹介葬儀社さんと電話にて直接やりとり。担当社がご自宅に伺い、ドライアイスの手当て。
翌日	本見積書作成	自宅にて打ち合わせ、式場と日程の決定。内容詳細を打ち合わせし、本見積書提出
5/6日後	搬送ご葬儀	葬儀当日に安置場所の自宅から浦安市斎場に搬送。お通夜／葬儀・告別式、火葬

施行内容（こぢんまり葬/仏式/浦安市斎場）

規模/会葬者数	相談時、家族葬のような形をイメージされていたようですが、実際には、60人ほどの規模になりました。ご相談者の会社関係の会葬者も多くみられました。こじんまり葬：通夜・家族親族20人/一般30人、告別・家族親族25人/一般5人
宗教	相談時、無宗教でもという感じがありましたが、ご主人様が戒名を授けたいとの強い要望を受け、仏式になりました。葬儀社紹介の僧侶です。お墓は、千葉県内の霊園にあるということです。仏式・浄土宗
斎場	故人様の子供、ご主人様など皆お住まいが違うので、故人様の住まいの近い場所で取り決めました。市外料金での利用でした。浦安市斎場
葬儀費用	葬儀社紹介の僧侶へのお布施も含めた、葬儀にかかわる総額です。返礼品は、会葬に来られなかった人の預かり分など120個ほどになりました。約175万円
	ご相談者の会社関係の会葬者も多くみられました。

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