自宅葬(多摩市内)
●よい葬儀にするために、自宅での葬儀に精通した葬儀社を選ぶことが重要です。
多摩市内での自宅葬
最初のご相談は2012年4月に当センターの事前相談サポートご相談フォームへ頂きました。
ご相談者のお母様が病院に入院中で今のところ病状は安定していますが万が一を考慮してのご相談でした。
お身内のみ15名ほどで自宅葬を希望しているが迷っている状態とのこと。
ご自宅でご家族・ご親戚のみでのご葬儀の場合は、ご近所へのご報告の仕方によっては後々わだかまりが出来てしまうようなこともありますので、普段のお付き合いの程を考慮されて、ご近所の皆様にはご喪家の総意としてご希望を申し上げてみてはいかがでしょうか。
ただし、長年のお付き合いで最後のお別れを強く希望される方には故人様とのつながりもありますので、無理にお断りされるのではなく事情を説明し、場合によってはお越しいただくことも検討されては・・・、また最近では近親者のみでのお見送りが一般的に浸透しつつありますので、ご自宅でのご葬儀の場合でもご近所の方々にご理解の巾が広がっていらっしゃるのではとご近所との状況をかみ合わせてご判断されることを申し上げました。
メールでのやり取りでご要望やその理由をお伺いしながらご相談のポイントを整理させていただき、それを元にご相談者のご自宅近辺に詳しい当センターの賛同社2社から見積りをお取りし、センターの見積り説明書と共にお送りいたしました。
見積りをお取りした2社は双方とも少人数経営の葬儀社ですが、それゆえに担当者が最初から最後まで面倒を見て、随時臨機応変に対応出来るところとして推薦をいたしました。
2社の担当者はベテランでどんな条件でもこなしてしまう方ともう一方は若手ですが仕事に対するパワーが強く、積極的な方との違いがありました。
2社からの見積りは家族葬としてリーズナブルな価格帯でしたが、ご相談者からはもう少し金額を抑えることは可能かどうかを含めて、葬儀社の担当者と直接お会いしてお話をお伺いしたいとのご返事でしたので、早速に2社の担当者との面談を取り付け、お会いしていただきました。
ご相談者からは「それぞれにとても参考になり、少し落ち着けた気がしますので、その時になりましたらご連絡を致します」とのご返事でした。
それから約2ヵ月後、若手の担当者の葬儀社にご相談者からご逝去のご連絡が入った旨、報告がありました。
ご逝去が夕方で葬儀社に連絡が入ったのが夜になってしまいましたので、当日は故人様を病院からご自宅にお連れしましたが、打ち合わせ等は一拍おいて、翌日に持ち越されました。
翌朝、ご自宅でのご葬儀打ち合わせに入り、まずは火葬場の南多摩斎場の日にちを押さえ、本見積りが作成されました。
ご自宅での通夜、葬儀・告別式はご逝去から2日、3日目になりました。
ご自宅に飾られた祭壇は通常の生花祭壇ではなく写真周りと祭壇上の棺両脇にお花を置く形がとられましたが、お値段を抑えてお花でお送りしたいご希望を形にしていただけたと ご相談者は満足のご様子でした。
ご相談者からはお母様をお見送りされ後、「無事ご葬儀を終えることができ、ご担当者には引き続き、手続き等のアフターフォローもしっかりやっていただいております」とのご報告をいただきました。
2社の内、決め手となった葬儀社についてはご相談の折、より実際的に一歩踏み込んで話をしてくれたことを挙げていらっしゃいました。
担当者は当日の色々な変更にもすぐ対応してくれ、ご相談者が一つ一つチェックしながら進めて行くことに対して、常に適切なサジェスチョンをあたえてくれたことを感謝しますと後ほどいただいたアンケートにも記されていました。
葬儀費用概略:67万3千円(お布施を除く)
(あさがおアドバイザー・松山悦子)