一般葬/仏式/観音院（日野市）

事前の相談
事後の相談

ご相談対応レポート、2013年2月

ご相談対応
有賀知道

事後に連絡をいただいた最初の電話では、当センターが葬儀社そのものではないかと、ご不安があったようです。当センターの前に、違う紹介所に電話したら葬儀社の様だったということで警戒なさっていました。まず、きちんとした第三者の紹介センターなのか、その確認からでした。

病院からの搬送葬儀社を含め、ご自宅に安置後に5社ほど検討されたということですが、その中から、紹介社を選ばれたのは、電話での話し方の雰囲気と、安心感を与える対応ぶりだったということです。

会葬者が来やすいよう、金曜と土曜での日程を優先、前提として話が進みました。

ご相談者：ご長男　（父親は70歳代前半）

搬送ご安置	病院から、ご安置場所の自宅へは、病院指定の葬儀社が搬送しました。まず、この社が葬儀についても打ち合わせしました。
初回コンタクト時	4時前に電話がありました。病院の指定葬儀社に搬送してもらったが、そこへの依頼をためらっているので、相談にのってもらいたい。会葬者300名ぐらいだと思うが、観音院が第一候補で、会葬者が来やすいように今度の金曜日・土曜日で日程を組みたい。ただ、お話を整理していくと、内容的にもう少し会葬者は少ない感じでしたので、200名ぐらいを想定しました。
葬儀社紹介概算見積書提出	紹介の仕方としては、３社を紹介することとして、各社に電話の口頭で概算予算を言える準備ができてから、ご相談者に電話してもらうようにしました。斎場も複数候補がありたが、条件をそろえるため、第一候補の観音院で会葬者２００名を想定して見積もりしてもらいました。最初のコンタクトから1時間後、２社からの見積り提示がありましたが、あと1社から見積もりがまだ。すぐ、社に連絡し、見積もりを急いでもらいます。それらを踏まえて検討してもらいました。
葬儀社決定葬儀社とのコンタクト	当センター以外からも2社検討社に挙がっていましたが、見積り及び、電話での対応で判断し、そのうち1社にお決めになりました。決めた理由は、電話での話し方の雰囲気と、安心感を与える対応ぶりだったということです。同社がすぐに自宅へ伺いました。
本見積書提出	日程、式場は希望通りです。火葬場は、公営が利用しにくい状況だったので（日野は設備が悪いので遠慮）、多磨火葬場の特別室になります。

この事例でのご葬儀までの流れ
時系列	経過ポイント	内容
ご逝去	ご逝去時点	夜
～翌日	搬送ご安置	病院指定業者に、自宅へ搬送してもらう。葬儀打ち合わせが不調に終わり、そこからネットで調べる。
	初回コンタクト	早朝、４時少し前に電話。
	葬儀社紹介	３社を紹介。
	葬儀社決定葬儀社とのコンタクト	当センターからの３社および、その他２社の計５社の中から決める。決定社がご自宅に伺う。
	本見積書作成	内容詳細を決定し、最終本見積書提出
3/4日後	ご葬儀	お通夜／葬儀・告別式・火葬

施行内容（一般葬/仏式/観音院）

規模/会葬者数	故人は現役ではありませんでしたがマスコミ関連に長く勤め、また、ご相談者もマスコミ関連でした。一般葬：通夜150人、告別７０人
宗教	葬儀社紹介のご僧侶でした。仏式
斎場	観音院を第1候補にされたのは、駅から3分の近さ、ご自宅からも近いことと、昨年ご相談者のお仲間の大型葬がこちらで行われたことなどによるとのこと。他も候補が3か所ほどありました。見積もり時は、条件をそろえるため、観音院を想定しました。観音院
葬儀費用	金曜土曜のご葬儀を第１に優先されたいご意向で、火葬について土曜はこの時間帯では特別室しか空いていませんでしたが、お値段は構わないとのことで、特別室に決まりました。約208万円（お布施を除く）

立会い記録（観音院での仏式の葬儀事例）

ご葬儀立会い
あさがおアドバイザー
松山悦子

２０１３年２月、高幡山金剛寺別院　観音院での葬儀・告別式に立ち会いました。
学生時代は６帖の下宿が蔵書で埋まる程で、夢は小説家になることだった故人様は永年編集者としてのお仕事に携わり、通夜には先輩、元同僚、後輩が多数最期のお別れに駆けつけられたと伺いました。

先輩、後輩の皆様が久しぶりに一同に会され、旧交を温めあっていらっしゃるご様子に、笑顔の遺影の主もさぞかし皆様の輪に加わりたがったのでは思われます。
その遺影が飾られた祭壇は、海と空が大好きだった故人様のお気持ちが反映され、
白とブルーを基調として、すっきりと澄み渡ったイメージの生花祭壇になりました。

: 故人が好きだった海と空をイメージした生花祭壇

ご逝去をされた病院からご自宅に搬送後、当センターにご連絡を頂いたご長男の方からは、当センターのご紹介を含めた葬儀社５社にご相談をされ、一番ご喪家の気持ちになって対応してくれた担当者にお願いをされた旨伺いました。
ご長男のご相談者はご会葬の方々が出来るだけ足を運びやすいように、金曜日の通夜、土曜日のご葬儀を希望されましたが、日にちも２日後に迫っており、火葬場も混み合っておりましたので、ご希望の日は取れませんとおうむ返しに言われる他社もいらっしゃった中、どうしたらご希望の日がとれるか、ご喪家のお気持ちを第１に考えて奔走してくれた担当者にきめられたとのこと。
また、式場の観音院はご相談者の第１希望でもありました。
観音院は京王線高幡不動駅から３分ほどのところに位置し、高幡不動尊の別院という知名度もあり、ご会葬の方に分かりやすく、またご自宅からも近く、昨年は会社の同僚の方のご葬儀で伺い、ご会葬者数にも見合う斎場との思いから観音院をご指定されていらっしゃいました。

: 告別式のご焼香風景

葬儀・告別式も滞りなく終了し、皆様で柩にお花を入れ、お孫さん達がお手紙を手渡され、最後のお別れにさしかかると、周りの緊張感を察し、幼いお孫さんが急に火が付いたように泣き出され、その響き渡る声がいつまでも耳にリフレインして、お名残惜しいお見送りとなりました。

故人様はご出棺後、多磨葬祭場日華斎場にて荼毘に付されましたが、日華斎場での火葬時間が４０分程と短い為、ご同行の皆様は火葬終了後に担当者の紹介した斎場近くの料理屋さんにて精進落しをされ、マイクロバスにて観音院までお戻りになられ、こちらでの解散となりました。

施行後の、ご相談者からのアンケート

: 当センターへの感想
（画像クリックで拡大）

: 葬儀社、斎場への感想

【葬儀社について】どんな時にＴｅｌしてもレスポンスがよかったです。スタッフが全て女性な為、細やかな対応をしてくれました。知識が豊富で、初の体験を支えてくれて助かりました。
【葬儀社選択理由について】3社の中で一番最初にＴｅｌをくれ、長時間、丁寧に説明してくれた。夜中にもかかわらず。3社の中で唯一、お悔やみを冒頭に話してくれた。
【斎場について】アクセスと広さ。200人規模として、エリアを考えるとベストな選択だった。
【当センターを利用した理由について】葬儀業者の傘下でなく、中立的な意見が欲しかった。寄付があるのも逆に安心した。ＮＰＯであったので。
【当センターを利用した感想について】夜中に関わらず、親身に話を聞いて頂き、父の急死後、落ち着いて考えられた。
【お勧め度合い】葬儀社：機会があれば勧めたい｜当センター：ぜひ勧めたい

観音院（高幡不動）とサポート相談事例

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