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中原寺会館>施行例(仏式の葬儀)

  • 仏式によるこぢんまり葬
  • 会葬者40名。
  • よい葬儀にするために、中原寺会館に精通した葬儀社を選ぶとよりよいでしょう。(浄土真宗の門徒のみ使用できます)

施行例中原寺会館での葬儀

会葬者12名ほどの家族葬に立ち会いました。依頼者は昨年11月から12月にかけ、メールで自宅介護しているご高齢のお母様のことを事前相談され、市川市斎場と民営斎場の見積りを取っていた経緯がありました。しばらくそのままになっていましたが、3月に葬儀社の方に連絡があり、7月に入院、9月初めには危篤状態との連絡が入りました。100歳という高齢のため身内20名ほどで静かに送りたいが、葬儀は充実した良いものにしたいとのご要望でした。

故人はお花の先生でもありましたので、花祭壇は華やかに格調あるものにしたいとのご希望から最初の見積りより5万円程プラスして祭壇を創りましたと担当者は話していました。花祭壇に呼応して式場後方にもワンポイント花かごを飾ったのが、アクセントとしてだけではなく、室の立体感もでて、より効果的になったようです。予算内の花をどのようにアレンジするかも担当者の腕の見せ所の一つです。

返礼品の海苔とお茶のセットに今回は特別に、お亡くなりにはなったが、100歳の大往生ということでピンクと白のタオルセットをプラスしました。(東京、千葉では少ないが、茨城方面では風習として残っているようです。)

おつとめは住職と副住職があたられ、ご法話の後、「みほとけにいだかれて」の歌をエレクトーンの伴奏にあわせ会葬者全員で合唱しました。

声を合わせるということで一体感ができ、会葬者一人一人の参加意識が更に高まったように思われました。打合せの際、押し付けではないので歌はどうしましょうかと担当者が申し上げたところ、ご喪家からは檀家さんと変わりないようにこちらでやるやり方でお願いしますとのことでした。

終始なごやかな空気に包まれ、柩の故人とご対面した皆さんも一様に安心なさったような表情で、ご喪家の方々とあいさつされていたのが印象的でした。

もてなし上手で美食家だった故人を偲び、通夜のお清めは通常のお料理でしたが、精進落しは湯葉を中心にした特注のお料理になりました。

こちらは宿泊施設がないので地方からいらっしゃったご親戚の方は市川市駅近くのホテルに宿泊されたようです。

会館側でお貸しする際の心得として、祭壇の飾り方はご本尊を中心にしてご本尊が見えるように周りを空けておく。執行者はお坊さんや葬儀社ではなく、ご遺族が主体となってやることが大事であること。浄土真宗で使って良い言葉をきちんと心得てやっていただきたい等のお話しでした。

葬儀費用概略

葬儀代金・式場費など  72万5000円
車両費 5万8500円
火葬料 2250円
(斎場案内・葬儀立会い/あさがおアドバイザー・松山悦子)