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施行例（多磨葬祭場での仏式葬儀）

行華殿での一般葬に立ち会いました。通夜の会葬者は２００名、告別式１３５名程でした。

ご葬家の要望はなるべく安くと、始めかなり安い金額を提示されたので担当者は戸惑ったそうですが、祭壇ではなく花の棺周りにして予算内で収めました。祭壇と呼ばれるものではないため、葬儀社の価格コースにはなかったが、棺周りを白い洋花で飾り、供花を菊で締めて全体のバランスをとったり、花と花がごたつかないように気を遣ったようです。男性の場合、特に、凛としてスッキリした部分が欲しいので上手くアレンジできたのではと担当者も苦心の程を申していました。お値段を気にしていらした依頼者も、できあがった祭壇を見て大変満足された様子でした。

故人は６０代の未だ現役の方だったので、会社関係の会葬者も多く、後から来た方は外でお待ちいただくことになってしまいました。ご焼香が済んだ方と、まだの方をいち早く見分け案内したり、さり気なく入口にイスを１脚出しバック置きにしたり、と担当者の気配りが感じられました。

●葬儀費用概略

祭壇費用　31万5000円
式場費・火葬場諸経費・車両費・お棺　45万1490円
返礼品・ほかオプション 　62万1600円
料理代　30万2610円
（斎場案内・葬儀立会い/あさがおアドバイザー・松山悦子）

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