戸田葬祭場（板橋区）＞施行例（家族葬・仏式）

戸田葬祭場（板橋区）での家族葬の施行例

　 平成24年3月会葬者14名ほどの葬儀・告別式に立ち会いました。
　ご相談を受け当センターから概算の見積りをお送りした折、依頼者がご心配されていたのはご葬儀の現金決済と戒名の問題でした。
　地域の賛同社で後日精算を承諾していただける複数社から見積りをお取りした後、依頼者にはご家族でご相談され、できましたら事前に葬儀社を絞って頂き、その葬儀社との面談をお願いいたしました。
　その結果、面談された葬儀社から実費費用についても後日精算の承諾を得ることができ、戒名の問題もご実家の院号居士ではなく、故人様が生前にお求めになられたお墓のお寺さんから一般的な戒名をいただき、そちらのご住職に読経をお願いして、無事お見送りすることができました。

通夜はご家族だけでしめやかに行い、ご親族の方々にはご葬儀にだけお越しいただくようにお願い致しましたが、精進落としのお食事をワンランクあげるなどをして、気を使われていらっしゃったようです。

式場は本館4階の32畳の大広間で、こちらのお部屋だけで通夜からお清め、通夜の仮宿泊、葬儀・告別式、初七日法要、火葬控室、精進落としまで行なわれますので、ご会葬の方に違和感を持たれるのではと少々危惧いたしておりました。
　しかしながら、出棺後火葬場に向かわれた後、式場は係りの手で一気に片付けられ、見る見る火葬中の休憩所に変身し、再び次の収骨に向われている間に精進落としの準備が段取りよく整っていく様を拝見した限りでは、心配は杞憂に終わった感に思われました。
　ただし、ご会葬者の中には足が不自由な方も数名お見えになられ、式場は日本間ですのでパイプのイスにお座りいただきましたが、畳のイスは座りにくいようにも感じました。

「最後のお別れ」になるお花入れの儀を済ませた後、ご家族・ご親族はエレベーターで1階に降り、火葬棟に続く1階ロビーホールにて柩をお待ちになり、皆様で火葬棟へと向われました。

葬儀費用概略：約69万円

（斎場案内・葬儀立会い/あさがおアドバイザー・松山悦子）