病院から余命1週間から1ヶ月程と言われ、万が一に備えてのご相談を・・・とのご連絡を頂いてから2ヶ月後でした。
ご家族とごく内輪のご親族のみに見送られ、お母様のお好きだった音楽が流れる中、10年前にご逝去されたお父様同様に無宗教での1日葬が執り行われました。
A4サイズの遺影もご喪家でご用意し、会葬礼状も手作りされたとお伺い致しました。
最初に相談を頂いた折、ご要望等とその理由をお伺いして、それに見合うと思われる地元の複数の賛同社から見積りをお取りし, 見積説明書と共にお送りさせていただきました。
お送りすると同時に、お時間がございましたら是非に見積りをお出しした担当者とお会いになり、祭壇やお食事等の写真をご覧になりながら、直接具体的なご要望等をお話されることをお勧めいたしました。
と申しますのも、ご葬儀の内容もさることながら、実際のご葬儀では担当者とのコミュニケーションのあり方が重要な要素を占め、特に少人数でのご葬儀では担当者との意思の疎通の良し悪しがご葬儀を決定するとまで言われ、ご葬儀後センターに送られてくるアンケートでも、多くの方から実感されたとのお言葉が届いております。
ご相談者からは早速に各担当者とお会いになり、各人甲乙つけがたいが、担当者のきめ細かな対応ぶりに加え、見積りの組み合わせの自由度が高い社をお選びになられた旨ご報告頂きました。
最初のご相談から1ヶ月後、お母様はお医者さんの見立てをはるかに超えて、よく頑張ってくれておりますとのご報告が入り、ご相談をお受けした当方もホッとすると同時に、出来るだけお母様のお傍にいて看護に専念して頂けるよう改めて申し上げた次第です。
それから1ヶ月後、お母様は帰らぬ人となりましたが、ご紹介した担当者の対応にご満足され、センターにご相談出来て心強かったですとのご報告を頂きました。