知人からの紹介で。

 「友人がよかったと言っていた葬儀社も検討しているが、ほかの葬儀社も検討したい」というご相談を伺うことがあります。

 ご友人がその葬儀社を使ったときにとてもよかったと言っていた、知人からこんな葬儀社があると聞いた、など、ご自身を取り巻く方々から好意で教えてもらうこともよくあると思います。

 実際、ご友人が「よかった」と思ったところはその方にとって本当に良かったのだろうと思いますし、どこに頼んだらいいのかわからない人には、葬儀を出した経験者からのアドバイスは安心できるものかもしれません。

 ただ、どのような葬儀社に頼みたいのかはご依頼者の状況や要望、経済状況などによってそれぞれ違うので、ご友人が良いと思った葬儀社が、必ずしもご自身にも良いと思えるのかどうかはわかりません。

 先日、ご友人から紹介してもらった葬儀社に依頼し、その社の安置室にご安置している状態の中、センターにご相談がありました。

 担当者のあやふやな対応に不信感を持ち、場合によっては葬儀社を変えることも考えているとのこと。
 まだ契約のサインなどはされていない状況だったため、どのような葬儀にしたいのか、ご要望の中で一番重要視したいところはどんなことなのか、などをお伺いし、葬儀社のご紹介をさせていただきました。

 担当者と直接話をしていただき、今依頼している葬儀社との打ち合わせの結果次第では、ご紹介社の方にお願いすることになるかもしれない、とお返事をいただきました。

 結果、翌日その葬儀社に連絡が入り、ご依頼というかたちになりました。

 教えてくれたご友人、知人の方との関係性にもよることなのでしょうけれど、葬儀はそのご家族内のことですので、ご喪家の方が満足がいく葬儀社を選んでいただければと思います。

大先輩達に励まされ、今年も始まりました。

 新年あけましておめでとうございます。

 穏やかな日和に恵まれたお正月三が日も無事過ぎ、早くも街には活気溢れる日常生活が戻って参りました。
 
 毎年頂いている大先輩からの年賀状には、陶芸教室での自作の作品と共に「せいめいを奏でし銀盤春の夢」の句が添えられていました。
 躍動感溢れる大ファンの羽生結弦選手の姿が描かれた花瓶の脇には、「健康にはご留意を」の達筆な文字が記されていました。
 人生100歳を目指せと、あおられている昨今ですが、90歳を間近に控えた大先輩に向かって健康状態を愚痴ってばかりいる若輩のこちらは恐縮するばかりです。

 一方、昨年暮れには数十年ぶりにシャンソン歌手・田中朗さんのライブに伺いました。
 銀座7丁目の角を曲がってすぐの所にあったシャンソン喫茶「銀巴里」詣では、青春の1ページでもありました。
 出演直前病を患い、一時は出演も危ぶまれたとのことですが、いつしか時空を超えて落語家・立川談志も生前絶賛された弾き語りの世界へと・・・。
 ステージに立たれた、最初の言葉I shall return が今でもリフレインしています。

 80代後半を謳歌している大先輩達に後を押していただきながら、今年も頑張らねばと昨日近所の神社に詣でてきました。
 おみくじは大吉でした。

 今年もどうぞよろしくお願い致します。

友人たちにも紹介してあげたい担当者

 先日、お父様のご葬儀を終えたご相談者から、「友人たちも高齢の親をかかえ私と似たような状況にいる人も多くなり、近い将来もし葬儀社選びで迷っているようでしたら、(この度のご紹介葬儀社を)ご紹介したいと思います。」とのご報告をいただきました。
 ご相談者がお一人ですべてを判断しなくてはならないという状況の中、担当者の人柄がご相談者の癒しになられたそうで、安心してご葬儀を迎えられたとのことです。

 センターでは、ご相談者とのやり取りの中で、このご相談者にはこのような担当者が合うかもしれない、など、地域だけでなく担当者の人柄やどんな話し方をする人なのか、なども考えながらご紹介させて頂いています。

 ご葬儀を終えたあと、このようなご報告を頂くと、私どもも安心すると同時に、次への励みになります。
 
 ご相談者のご要望、心配点などをもっと深く汲み取り、ご相談者が安心して葬儀を迎えられるよう、良いご紹介をしていきたいと思っています。

担当者の選び方如何で、ご葬儀の良し悪しも決定・・・。

 お送りした複数の見積りを検討中にお母様が急変され、気に留めていらっしゃったA社を急遽ご指名になり、A社のベテラン担当者が病院にはせ参じることになりました。

 20日ほど前、入院中のお母様の万が一を鑑みて、ご葬儀の準備をとのご相談をお受けし、ご要望に適したセンターの賛同社を複数社ご紹介させていただき、各社からお見積りをお取りして、説明書と共にお送りいたしましたが、ご相談当初から少し回復の兆しが見えてきたとのことで、「まだどの社にお願いするか決めかねておりますが、万が一の際はすぐにセンターに連絡いたします。少しお時間を頂いて決めたいと思います」とのご報告をいただい矢先でした。

 ご指名の社の担当者は迅速丁寧な対応ぶりに定評がある方で、ご葬儀後にお願いしておりますアンケートでも度々ご満足されたとのご報告をいただき、中にはご親戚の方々からも「心に残る御葬式だった。是非こちらにも紹介してほしい」とまで言われたとのご回答が記されておりました。

 そのアンケートには当初友人の方からも葬儀社さんのご紹介頂いていたが、マニュアル通りのご返事、折り返しご連絡しますと言いながら数日間の放置と、今後の対応も想像に難くない様子だったとのことで、センターがご紹介した葬儀社さんとの初めての面談の折、疑問に思っていたことを全てお尋ねでき、その回答ぶりにその場で即決されたとも記されておりました。

 また、ある方は担当者との面談で商売の為にオプションの追加を勧められるのではないかと心配されていたが、「これで十分」「これは必要ない」と正直に言って頂いてとても助かりましたとの由。

 初めてご葬儀を執り行う方にとりましては、どこからどのように始めたらよいのか、戸惑いが多い中、担当者の丁寧で迅速な対応と、如何に安心してご葬儀をお任せできるかが大きな鍵になってきます。

 当センターではお見積りを確認された後、ご葬儀をまかされる担当者とご面談されることを希望しております。

 見積りだけでは分かりづらい、ご葬儀の内容等をどれだけご説明でき、ご納得いただけるか、ご要望にどれだけ沿えることができるか、はたまたご葬儀の進行役でもあります担当者の人となりも事前に把握できますので・・・。

気になったことがあれば。

 3月に入ったとたんに、春を感じるようになってきました。
 この時期、満開になっているのは梅?桃?
 毎年、気にはなるものの、調べるほどの興味はなかったのですが、今年は教えていただきました。

 先日、外出したときに、私の前を歩いていたご高齢のご婦人が歩道の真ん中で急に足を止め、満開に咲いている花を眺めはじめたので、私もそれにつられて足を止め、暫し、横で一緒に花を眺めていたところ、「きれいに咲いてるわね〜」と声をかけられました。
 咲いていたのは桃の花だそうです。花の違いを教えていただき、短い時間でしたが、穏やかでほっこりとした気分と同時に、今まで「なんとなくモヤモヤ??」と感じていたものがわかってスッキリした気分を味わいました。

 葬儀についても「なんとなくモヤモヤ??」を感じている方は多いのではないかと思います。
 ご相談では、最初、「何をどうやって聞いたらいいのかわからないのですが」、とおっしゃる方も多く、おそらくモヤモヤを抱えていらっしゃるのかと。
 ご相談のやり取りを通して、理解され、「すっきりしました!」と言って頂くと、とても安心します。

 葬儀のことは、きっかけがないとなかなか調べる事を始められないものかもしれませんし、知人や友人との話しで話題になることもあまりないかもしれません。
 何かの折に、気になったことがあれば、お問い合わせいただければと思います。

 

第1関門突破・・・。

 休日の昼過ぎ、電話口で「あ・・・、今日はお休みではないんですね」とおっしゃった後、一瞬の間があり、「五分後に掛け直します」とこちらが、えっと思う間もなく、ガチャリと切られてしまいました。
 5分後、「先程お電話した者ですが・・・」意を決し、緊張した面持ちの声が聞こえてきました。

 末期癌で入院中のご主人のご様子を心配された友人から、当センターの電話番号を教えていただいたそうです。
 そろそろ準備をしておいたほうが良いのではとのアドバイスを頂き、センターのホームページをご覧になった友人からの推薦とのこと。

 ご主人がお元気な頃には、菩提寺もないので、ご親族のみでのお別れをした後、お骨は一部手元に置き、残りは散骨にしたいとあれこれ最近の散骨事情をお話し合いされていたが、いざ現実的な状況になると、足がすくんで、一歩がなかなか前に踏み出せなかったとの由。

 ご連絡頂いた当初は、まだお話を進めたくないと戸惑いのご様子も見せていらっしゃいましたが、雑談を交えたお話をさせていただくうちに、せきを切ったように今までためていたことをお話になり、お気持も少し和らぎ、ホッとされたご様子がこちらまで伝わってくるようでした。
 「明日までに必ずご紹介頂いた社にご連絡します」と。
 先ずは第1関門突破ですね。

 お身内の方にとりましては病院通いの一方で、ご葬儀の相談をはじめなければいけないという現実が待っております。
 ご葬儀の準備をいつの頃から始めるか、多くの方が戸惑いと心の格闘を繰り返しながら、そのタイミングを見計らっているのも現状です。

 以前ご葬儀後にいただいたお手紙の中に、「当初病院に日参しながら、ご相談の日々に罪悪感を覚え、自分を冷たい人間だと感じ、裏切った思いすら致しましたが、一歩踏み出し、センターとのやり取りの過程で、あらかじめ知っておくことが、ひいてはキチンと送ってあげることに繋がるのだと思えるようになりました」とのご報告もございます。

ご相談者の立場によって。

 以前、親しいご友人が心配な状況になったので、というご相談を頂きました。
 話を伺うと、ご友人は単身でこちらに来ていて、ご家族は田舎にいるとのこと。ご友人が万が一の時に、田舎にいるご両親はこちらの事もよくわからないだろうから、自分ができるだけの事をやっておけば、少しは参考に
なるかもしれないので、ということでした。
 ご友人という立場なので、葬儀についての決定権はありませんでしたが、田舎からくるご両親が困らないようにという気持ちからのご相談で、わかる限りの情報から複数の提案をさせていただき、それぞれについての説明、
見積の取り寄せ、葬儀社のご紹介をさせていただきました。

 何度かやり取りを行いましたが、数日後、ご友人の方がお亡くなりになり、ご両親と連絡を取りながら、ご相談者が葬儀社に連絡、ご依頼となりました。
 ご両親が到着した時点では、きちんと安置所にご安置されていた状態で、そのまま詳細の打ち合わせを行い、打ち合わせの席にはご家族の中にご相談者も同席されたそうです。

 センターには、葬儀について決定権がない立場の方からのご相談も頂きます。
 先日も、「入院している夫の親が心配な状況なのですが、実の家族は葬儀の事を考えたくないみたいなので・・。ただ、万が一の時にどうしたらいいのか、そのときに家族がどうなってしまうのか心配なので。」とのこと。
 
 いざというとき、悲しい気持ちは同じでも、直接のご家族よりも少しだけでも冷静でいられる立場の人がいると、動揺した状態で判断しなくてはならない状況を少しは回避できるかもしれません。

 ご相談者の立場によって。

お友達に葬儀社のお勧めができますか・・・。

当センターがご葬儀後にお願いしておりますアンケートでは、ご葬儀を執り行った葬儀社さんや、担当者の方々の対応面や葬儀費用についてのご満足度を具体的にお伺いしております。

多くの方から大変ご満足とのお墨付きのご回答を頂いておりますが、「お知り合いに今回利用された葬儀社、並びに当センターを勧めたいと思うか」との問いかけのお答えには、一瞬間があるように感じられることもございます。

中にはアンケートの「是非勧めたい」と、次の欄の「機会があれば勧めたい」の二ヵ所に丸を付け、「ぜひ勧めたい」と言いたいところですが、葬儀の話題はあまり友人や知人とはしにくいので、誰かに聞かれた時は、積極的に教えてあげたいですとの回答もございます。

ご葬儀自体は大変ご満足頂いても、ご自身で積極的にご紹介となりますと、ご葬儀に関しては各ご家庭のご事情も考慮する必要が出てきますので、ご相談された折には大々的にご紹介させていただきますとのご回答が目につきます。

そんな折、センターのインターネットをご覧になられた方から、入院中のお父様の病状が思わしくなく、万が一を鑑みて、事前に葬儀社さんのご紹介をとのお電話を頂きました。

ご葬儀についてのご希望をお伺いし、ご要望に見合うと思われる地元の賛同社さんをご紹介したところ、お忙しい方とのことで、賛同社さんにはご自身の方から直接ご連絡をされ、お話をお伺いしたいとのご提案をいただきました。
早速にその旨、担当者に申し伝えておき、その後のご連絡をお待ちしておりましたが、いっこうにご相談者からはご連絡がございません。

暫くの間、他社さんにお願いされたのではと思っておりましたが、その矢先、ご紹介した賛同社にお父様のご逝去の一報が入り、病院へのお迎えをお願いされたとのこと。

実は当方がご紹介した直後、偶然にも同じ職場の同僚から、同じようにインターネットをご覧になり、当センターにご相談をされ、センターがご紹介した賛同社の担当者には大変親身になってご葬儀を執り執り行って頂いたお話をお聞きになられたとの由。
よくよくお話を伺うと、同じ賛同社の担当者の方と判明。

ご相談者はご紹介した担当者にお尋ねされるまでもなく、即その場でお決めになられご様子です。
微力な当方のご紹介に、強力な助っ人が現れ、背中をワンプッシュ押していただきました。

ご葬儀は無事滞りなく、終えることができました。
ご喪家のご感想をお待ちしている次第です。

エンディングノート

 今日は勉強のため、知人が講師をやるということで、終活セミナーに見学に行ってきました。
 今回おじゃましたセミナーに参加されていた方は、ほとんどの方が私と同世代、この先に訪れる、または今、まさにその状態だったりの、親の介護やその後の葬儀について心配されている方でした。
今回のテーマも介護がどれだけ大変なことなのか、また、いつ訪れるかわからない自分自身の最期のとき(だけでなく、認知や事故、病気になってしまったとき)に、家族や周りの人が困らないためにどうしたらいいのかなどの話しから、葬儀については予め決めておいた方がいい5項目など・・
 
 事前に自分の最期のことについて、自分はこんなふうに送ってもらいたいなど、自分の最期の時のことを考えることによって、自分自身を深く見直して最期までの人生をより良いものにしていくためのものということ、また、遺された者が困らないようにということで、今回はエンディングノートを書くことの大切さも伝えていました。
 エンディングノートは、持っていてもめんどくさかったり迷ったりでなかなか書き進められないかたも多いそうです。
 また、せっかく書いたとしても、それをどこにしまってあるのか、誰に伝えてあるのか、伝えた人はちゃんと覚えているのか、引っ越しなどでどこかにしまいこんでしまってはいないでしょうか、など、その後については、将来、それを託した人が近くに居る状態なのかなどの心配もあるようで、今ではエンディングノートに変わるサービスも生まれているとのこと。
 心配されている方は、調べてみるといいかもしれません。

 私自身、自分のことについては、先の事はわからない、何か起こったときには好きなようにやってくれればそれでいいと思ってるのですが、そんな楽天的な考え方が家族を困らせるのかな~と、ふと考えてしまった一日でした。

記憶に残る葬儀にするには…。

 つい先日、友人たちと数人で「5時間ランチ」をしました。みんな同年代で、子供の年齢も近く、話しは尽きることなく・・・・・で、5時間です。

 最近子供が生意気でしょうがない!どうしたらいいか、や、子供に怒っている時にかんでしまい、それがすごく悔しい!などの「母ならではのあるある」な話しや、自慢のカンタン(←この「カンタン」が大事です)おやつレシピなどの話しが続く中、仕事の話題から葬儀の話しへ…。皆、同年代ということは、その親もほぼ同年代なので、葬儀の事はやはり気になっているようです。
 そして、聞ける人がいるということからでしょうか、私がいると葬儀の話しになることが多いような気がします。

 この日に会った友人は皆、一度は葬儀を出した経験がありますが、もちろんその状況は様々です。

 このうちの一人、Aさんは、私が葬儀関係の仕事に携わっていることを知っていたので、私は義理のお母様の余命が宣告された時点から事前の相談を受けていました。葬儀について、一つ一つ説明し、自分達に必要なことは全て理解してもらったうえで葬儀に臨んだので、葬儀では義母様を見送ることに専念することができ、数年経った今でも病院でお義母様が亡くなった時点から、無事葬儀が終わるまでを今でも鮮明に覚えているそうです。

 もうひとりのBさんは、私と知り合う前にお父様を亡くされ、どこの葬儀社に依頼したらいいかもわからない状態だったので、入院していた病院に入っていた葬儀社さんにそのままお願いしたそうです。お父様が病院からどのように搬送されたのかも今では思い出せず、葬儀の打ち合わせでも、何をどのように決めたのか全く覚えていないとのこと。覚えているのは「遺影写真をどれにしようか、写真・・写真・・・・・」と、遺影写真ばかりに気を取られていたことくらいだとか。
 そして、葬儀が終わった後、お母様が、「祭壇が打ち合わせの時に話していたのと違っていた。」と言いだし、その後の葬儀社の対応にも不満が出てしまい、今でも後悔しているとのことでした。

 この話しを聞いて、やはり事前相談はした方がいいと、あらためて実感しました。
 そうでなくても大切な人が亡くなるということは遺された遺族にとっての悲しみは深く、気丈に振舞っていても動揺はあります。大事な話しでもつい、うわの空になってしまうことも少なくないと思います。
 個人の性格にもよることではありますが、「自分で理解している」と「いわれるがままに」では、葬儀で見送りに専念できるかどうか、また、後々の記憶の残り方にも大きな違いがでてくるようです。

 私を含め、彼女たちも、将来、また葬儀を出すことになります。その時に後悔しないように、私から吸収できることは全て吸い取ってもらい、きちんと見送ったと記憶に残してもらえればと思います。