写真

以前立会いでお伺いしたご葬儀では、故人様が趣味でよく使っていたカメラが思い出コーナーに飾られていました。
喪主をお務めになった奥様のお話しをお聞きすると、ご主人様は写真を撮ることは好きで、まわりの皆さんの写真を撮っていたようですが、自分が写っているものがほとんどなくて…、とのこと。
遺影写真に使う写真を探すのが大変でしたとおっしゃっていました。

実は私自身も写真に撮られることが苦手で、自分の写真はほとんどありません。子供が生まれてからは、子供の写真ばかり撮っていましたし、今では子供も大きくなり、写真を撮ることもあまりしなくなってきました。
手元にあるのは、つい先日、娘と一緒に撮ったプリクラくらいでしょうか…。

まだ現実味はありませんが、いつ起こるかわからない万が一のこと。このままだと、とんでもない写真を使われてしまうかもしれないと、頭の片隅では思っているのですが。
写真を撮られることも「慣れ」があると思うので、少しずつ、慣れていったほうがいいかも知れないと思い始めました。
下手な鉄砲も数撃てば当たる…かもしれませんので。

スタッフの動き

先日、お通夜の立会いに行かせていただきました。
私が式場に着いた時はすでにご遺族、ご親族の皆様はお集まりになっていたので、担当者に案内をしてもらい、依頼者の方にご挨拶をさせていただきました。

通夜開式の30分程前だったので、すでに式場の準備はほぼ整っており、スタッフの人達は式場に到着したご親族のご案内や最終チェックなどをしているのを外から拝見させていただいたのですが、その日はスタッフが全員男性で、キビキビとした動きがとても印象的でした。

あっちこっちと、よく動いてるのですが、決してバタバタにはならずキビキビと、そして、当然のことながらしっかりと目は行き届いている。
式中に来た会葬者の車が目に入ると、すぐに駐車スペースに行き、違うスタッフがそれに気付き、受付に案内をする、など、スタッフのチームワークの良さもよくわかりました。

閉式後に少しだけ担当者とお話をさせていただいていたのですが、お帰りの方が目に入るとすかさずお見送りに行く。

担当者やスタッフのフットワーク、目配りに気配り、チームワークの大切さをあらためて実感しました。

斎場取材

 昨日、かわさき北部斎苑の斎場取材に行ってきました。

 斎場内の工事が終わり、家族葬規模の式場と、直葬の際に最期のお別れができる告別室ができたとのことで訪問させていただきました。

 今までの第一式場200名、第二式場100名規模に加え、50名(パーティションで区切ることで25名規模)と、家族葬規模の葬儀に合う式場ができ、また、直葬での葬儀の場合、火葬場ではお花入れなどの最後のお別れができなかったのですが、告別室が新たにできて、火葬炉に行く前に故人様とお別れができるスペースができました。

 先日、センターにご相談いただき、直葬での葬儀を執り行ったご相談者の方からご協力いただいたアンケートに、「私の子供時代からあったと思いますが、古いかと思いきや、明るく清潔感のある斎場でした。斎場の方の案内もわかりやすく、良かったです。」とのご回答をいただきました。

 確かに、以前私がかわさき北部斎苑に訪問したときは控室やロビーなど、古くからある斎場というイメージだったのですが、今回行って本当に明るく清潔感のある斎場になっていました。
 アンケートに書かれた通り、斎場内を案内をしてくださった職員の方の説明もわかりやすく、とても良くして下さり、気持ちの良い取材にさせていただきました。

 職員の方が、事前の段階で斎場に見学に来られる方もけっこういらっしゃるとおっしゃっていました。

 ご喪家の方にとって、葬儀はただやればいいというものではありません。
 大切な人を亡くされてすぐに何もわからないままいろいろなことを決めなくてはならないという状況で、葬儀社のいいなりになってしまうということもあると思います。
 
 ただ、葬儀社も葬儀を行う斎場も、依頼するご喪家の方は選ぶことができます。
 事前の段階であれば、葬儀社との面談や斎場の見学などもでき、いざというときに慌てることなく任せられる葬儀社に依頼して、気持ちの良い斎場で大切な人を見送ることができるのではないか、と思います。

引き継ぎたい担当者の心意気

先日賛同葬儀社さんの担当者の方から「健康上の都合で廃業することになりました」のご連絡を頂きました。

センターが発足して間もない頃、ご葬儀の立会いでお伺いした折、ご会葬者が大勢お集まりの通夜の席で、山陰の菩提寺からお越しいただいたご住職に、担当者のご葬儀の取り組み方を絶賛されたとのお話が思い出されます。

そのご葬儀では、故人様との最期のお別れを担当者にお任せするだけでなく、御家族皆様が一歩踏み込み参加することで、各人の胸に刻み込まれるとの担当者の発案から、ご喪家皆様の手を借りて故人様との思い出づくりをされ、ご会葬の方々から大好評を博し、ご紹介した当方まで感謝された思い出がよみがえりました。

故人様との思い出の写真や品を出来るだけ多く集めていただき、ご喪家の皆様にお任せして皆様の手で思い出コーナーを創ることを提案し、実行されました。

当初担当者に言われたからと渋々お手伝いされていたお子様達も、写真を切ったり貼ったりレイアウトしていくうちに、次第に故人様との思い出がよみがえり、手づくりの思い出コーナーが完成された暁には、お気持の上でもご家族ご親族にとっても代えがたいものになったとの由。

それから数年後、お花の先生でもいらっしゃった奥様のご葬儀の折は、御家族の他にお弟子さん達も負けじと共同作業に参加されて、思い出に残るご葬儀になったのは言うまでもありません。

立会いにお伺いし、式場のみならずお清め室までも展示された作品を、熱心に見入っていらしたご会葬の方々の様子が、今でも目に浮かびます。

ご葬儀も表面的にはここ数年来、大分様変わりの様相を呈してきました。
しかしながら、後に続く担当者の心意気は永遠であってほしいものです。

男女の差別なく、生活者の目線で・・・。

 半月ほど前、医科大学の不正入試でマスコミを騒がせた際「やっぱり男性医師にみてもらいたい」こんな声も大分囁かれていたような報道を耳にしました。

 ご葬儀関係でも、一昔前までは大方男性担当者が主導権を握っておりましたが、近年は女性の進出も当たり前のようになり、ご葬儀によっては時に女性の方が向いているのではと思わせる程になって参りました。

 ご葬儀の立会いにお伺いした際も、永年家庭を切り盛りしてきた女性ならではの目線で、細やかな事にも気を配り、臨機応変に対応している姿に、こちらからも思わず近寄って「よろしくお願いします」と声を掛ける程でした。
 少々おせっかいに思える位の事でも、急なご不幸で気が動転しているご喪家にとってはそれがかえって潤滑油になっているようにも見受けられました。

 「ご葬儀の折はただひたすら、ご遺族の傍に立っていて差しあげるだけですよ」謙遜する肝っ玉母さんのような担当者は、「目の前におばさんがうろうろしているから、何でもあのおばさんに聞けばよい」と、皆さんが気楽にものを言いやすいような雰囲気を大事にされているとのこと。

 中にはご葬儀の間、親戚の伯母さん代わりに、永年の不満をやっと聞いてもらえる人に出会えたとばかりに話し込むご喪家の方もいらっしゃいますが、担当者はひたすら聞き役にまわり、喪主の奥様には小声でそっと「49日までは忍の一途ですよ」と申し上げておいたとの由。

 ご葬儀中に、読経をされているご住職の奥様が危篤状態とのご連絡が入った折には、「生きている方が優先ですので、釜前の読経は省いて、ご住職を奥様のそばに行かせてあげてください」出棺間際にそっと喪主に耳打ちされ、ご了解をいただいたことも伺いました。

 また、時には生後間もない赤ちゃんのご葬儀で、「読経の間抱いていたい」と柩の中の赤ちゃんを抱き寄せた若いママに、「ご自宅でお身内だけのご葬儀ですからいいですよ」と孫を亡くしたお姑さんの気持ちになって、黙認することもあるとの由。

 男女差別の時代も、そろそろ終わりにしたいですね。

葬儀の相談

 先日、葬儀の現場確認に行ってきました。
 都内の小規模な家族葬に合う斎場で行われた、告別式のみでの一日葬です。

 ご相談者は私の友人です。ちょうど一年前の10月、お母様が倒れ、葬儀のことを考えなくてはならない状況になってしまったが、葬儀のことは何も分からないという状況でした。
 友人は初めて喪主という立場になるという状況です。

 まず、葬儀社の紹介というよりも、葬儀のことについての質問から始まります。
 友人からの質問は、亡くなったらどうしたらいいのか、葬儀はどこでやったらいいのか、どんな流れで進むのか、喪主は何をしたらいいのか、などなど…。

 それから一年、会う時には、前に質問されたことと同じことを繰り返して質問してくることもありましたが、もちろん、一から説明します。
 新たな疑問が出てくれば、それに対しての対応もします。
 「わからないことだらけだから、いつでも気軽に聞けてありがたい!」と言っていました。
 
 今回は友人ということもあり、何かのついでに葬儀の話しをしたりなど、その時点での状況やわからない事などの話題になり、その都度話をしてきましたが、センターへご相談される方も、センターでの対応は友人に対する対応と変わりはありませ。逆に、センターへご相談になる方は、初めましての方ばかりですので、ちゃんと伝わっているだろうか、と慎重に、丁寧に対応させて頂いているかもしれません。
 時間が経つと、こちらから連絡をすることをためらう事ですので、ちゃんと説明ができていたかを心配してしまうこともあります。

 初めて葬儀を出さなくてはならない方にとって、ご対象者の方が亡くなったとき、どうしたらいいのか、どんな風に準備が進んでいくのか、何に気を付けなくてはならないのか、など、不安な要素は沢山あると思いますし、後からまた新たな疑問が出てくることもあると思います。
 センターは、葬儀社を紹介する事だけの活動をしているわけではありませんので、何かありましたらいつでもご連絡いただければと思っています。

 今回のご葬儀では、事前相談の段階からお母様がお亡くなりになるまでの一年間の間に友人と葬儀社の担当者は一度もコンタクトを取らずに葬儀社へ依頼する流れになりましたが、こちらから、担当者がどんな人なのか、などを伝えていたので、安置所で「初めまして」という状態から信頼関係ができたようです。

 ご葬儀では、お母様の好きだったピンク色をメインにした生花祭壇を飾り、とても温かい雰囲気で執り行われました。
 

予期せぬ展開も腕の見せどころ・・・。

ご喪家のご希望として、ご葬儀はご家族・ご親族、又はごく親しい方のみで執り行いたいとのご要望をお伺いしておりましても、時として大勢の方が詰めかけ、予期せぬ展開をお見せすることもございます。

先日も、家族葬をご希望になり、当初お決めになられた葬儀社さんと打ち合わせに入った段階で、ご要望に食い違いが出てきてしまい、改めて当センターに賛同社のご紹介をとの要請をいただきました。

ご葬儀はご家族ご親族のみで質素にお見送りされたいとの意に反し、故人様が現役でお仕事をされていらっしゃる方でしたので、先の打ち合わせ中にご葬儀の情報が洩れ、瞬く間に広がってしまい、通夜当日まで会葬者数が読めず、結果大勢の方にお越しいただく羽目になってしまいましたが、ベテランの担当者の手により、無事難局を乗り越えることが出来ました。

この様に御家族の思惑とは異なった場合の対処の仕方も様々ですが、お話を伺い、以前、ご葬儀に立会いでお伺いした際の、ベテラン担当者の見事な手綱さばきがにわかに思い出されます。

当時、親族10名程でのアットホームな家族葬をとお伺いしておりましたが、通夜前日から急に葬儀社に問いあわせが殺到致しました。

担当者は急遽お清めを増やしましたが、故人様は50代のフリーの出版関係の方でしたので、大勢の方の知るところとなり、通夜当日お客は増え続けていました。
さらに都合が悪いことに、斎場はお清めどころまで見渡せるオープンな空間でしたので、担当者はできるだけお食事からご会葬者を遠ざける策に出ました。

故人様の大好きだったチャップリンの映画音楽を流し、その間ご会葬の方々は故人様の作品や本を回し読みされ、故人様との思い出にひたって一段落したところで開式に持って行き、奥様の御挨拶から始まり、ご焼香が終わった後、柩の蓋を開け、通夜にしかお越しになれない方々のためのお別れ会として、お花入れしていただくことで、お清めのお時間は大分カットされた御様子です。

翌日告別式も多くの友人知人がお集まりになり、「故人の固い意志で無宗教にさせて頂きました」との司会で始まり、友人3名様には、ご会葬者数には関係なく、ご喪家のアットホームな雰囲気の中で進行したい旨をお伝えすると、用意された弔辞をポケットにしまわれ、遺影に向い夫々ご自身のお言葉でお話になりました。

昨晩同様に、チャップリンの映画音楽が流れる中、ご焼香となり、最後のお別れ花は会葬者全員で手向けられました。

御家族だけでお見送りのご予定が、会葬者160名近くまで膨れ上がってしまいましたが、ベテラン担当者の采配で無事定刻5分前にはご出棺となりました。

式場片隅で成り行きを見守っておりました当方も、思わずほっとして頷いていたことが昨日のことのように思い出されます。

幸せなお見送りとは・・・。

 数年前のご葬儀に立会いでお伺いした時のことでした。
 「良いご葬儀だったね」聞き覚えのある声に頷きながら、思わず後ろを振り向くと、ベテラン担当者が立っていました。
 ご葬儀の良し悪しはつつがなく終えるだけではなく、幸せなお見送りができる空気に包まれるか否かが大きなカギになるように思われました。

 一気に40数年前にタイムスリップしたおじさん達は、スクラムを組み、面倒見が良かった先輩の柩を取り囲み、溢れる涙を拭おうともせず、蛮声を張り上げ、応援歌でお見送りをしていました。
周りを囲んだ参列者も思わず目頭を押さえ、そこには穏やかな空気が流れていました。

 また、別のご葬儀でも同じような空気に出会いました。
 ずっと独身を通された叔母様を、6人の甥御さんと姪御さんがご親族を束ねてお見送りされたご葬儀では、悲しみの中にもどこか気持ちが和むような、ゆったりした時間が流れていました。
 6人のパイプ役をはたしてきた叔母様は、お一人おひとりにとっていかに大切な存在であったか、喪主である甥御さんのご挨拶からも十分伺えました。
 6人の輪が幾重にも広がりを見せ、ご会葬者全員を幸せな気持ちにさせてくれるようなご葬儀となり、6人が仲良くご一緒にお見送りをされている後ろから、今回は当方が思わず「良いご葬儀でしたね」と声を掛けてしまうほどでした。
 
 ご葬儀のご相談をお受けしている身にとって、最近のご葬儀の空気は大分様変わりしてきているように思われます。
 最後のお別れだけは出来るだけ時代の空気とは切り離してお見送りできないものか、お受けする側もあれこれと暗中模索の状態です。

やり残していること・・

 今年も残りあと1か月になってしまいました。
 これから気ぜわしい1か月が始まりますが、やり残していることが沢山・・・。
 
 一番気になっている「やり残していること」は、思った以上にサイトの勉強に時間がかかってしまっていることから、行きたかった葬儀社さんや斎場への訪問が後回しになっていることです。
 一度出かけると一日仕事になってしまうため、なかなか予定を組めずにいたのですが、そうも言っていられません。
 今日も、以前お伺いしたいことを伝えていた葬儀社さんから、「いつでもいいのでお越しください、会館の案内もしますよ」、とご連絡を頂きました。せっかくなので、是非お邪魔させて頂こうと思います。

 12月は、葬儀社さんも忙しくされている時期ですが、合間の時間をいただいてお会いできればと思います。
 
 葬儀社の担当者のお話を聞いたり、斎場に訪問させて頂いて、自分の眼で見ることは、ご相談者に良いご紹介をさせていただくためにとても大切な事だと思っています。
 
 暑いよりも寒いくらいの方が出かけやすい私としては、今が動きやすい季節、暖かい部屋での内勤で体もかなりなまってきているので、身体を動かすいいきっかけにもなります。
 
 

担当者はご喪家と同じ目線で。

 以前ご葬儀の立会いにお伺いした折、ご相談者から開口一番「母はこんなご葬儀がしたかったんです。有難うございました」とのご挨拶を頂きました。

 実はご逝去された当初、病院付きの葬儀社さんにご自宅へ搬送をお願いされたのですが、お父様への配慮が足りない雑な扱いに、心を痛めていらっしゃるお母様のご様子を見かねたご相談者がインターネットで他の葬儀社を当たられ、当センターにご相談いただいたといういきさつがございました。

 センターがご紹介した葬儀社さんにお決めになられた理由として、他社の担当者さんがご葬儀プランの説明を急ぐ中、ひたすらご喪家の立場に立って、お話を聞いてくれたことを挙げて、ご満足されたご様子が伺え、ご紹介した当方もほっとしたことが思い出されます。

 一方、会社の関係でご葬儀日程を最優先されたご相談者からは、「希望日まで日にちが迫っており、式場・火葬場とも塞がっている状態でしたので、他の葬儀社さんからは、ご希望の日はお取りできませんと却下されたが、ご紹介いただいた担当者さんは、どのようにすれば希望の日程で執り行うことができるかを第1に考えて奔走してくれ、無事ご葬儀を終えることができました」とのご報告をいただき、ご依頼の決め手として「常にご喪家の気持ちになって考え、行動してくれた対応ぶり」を挙げていらっしゃいました。

 また、1人っ子のご相談者からは「ご担当者からご葬儀後に心に残るご葬儀だったとお手紙を頂き、これでよかったのかなと悩んでいた気持が少し軽くなったような気がします。無事父を見送ることができたのも皆様のおかげだと感謝しています」とのご報告も頂きました。

 同じような内容、同じような規模のご葬儀でも担当者の気配りのある対応如何では全く違うものになってしまいます。
 横並びの「普通」のみを押し付けず、ご喪家のご意向を汲み、ご喪家と同じ目線に立ったお見送りができるか。
 特に親しい方を中心とした小規模なご葬儀では、担当者がご遺族のご要望にどれだけ耳を傾けることができるか、葬儀社選びはある意味、担当者の配慮によって決まると言っても過言ではありません。

 その為にも、お時間がございましたら、是非事前に担当者とご面談されることを希望いたします。

 ネットで検索しただけではめぐり会えなかったであろうと思われる担当者にお会いできたとの感謝のお言葉も届いています。