今年のご葬儀の特徴は・・・。

 本年の師走はとりわけ永く感じられます。

 前日までいつもの様に打ち合わせをしていたスタッフの突然の死という現実に見舞われ、普段のご葬儀のアドバイスも何処かに吹っ飛んでしまいそうな、師走となってしまいました。

 1年の締めくくりに、残されたスタッフ一同、命の大切さを改めて思い知らされました。

 死を無駄にしないよう頑張っていく覚悟ですので、どうぞよろしくお願い致します。

 今年のご葬儀の特徴の一つとしては、直葬がごく一般的に取り扱われた年ではないかと思われます。

 10年程前、TBSラヂオのトーク番組で直葬の是か非をめぐって、論争が繰り広げられたのが、今では懐かしく思い出される程、ご葬儀の選択肢の一つとして、またご自身の生き方の一つとして通常の会話の中にも浸透し、定着してきているようです。

 ラヂオで直葬のお話がなされた途端にご高齢の方からは、「昔から老い支度と言っていざというとき困らないようにご葬儀費用は貯めてきているはずだ」と、すごい剣幕で反論されたのも10年一昔の感がある時代になって参りました。

 ご葬儀の流れも、時代と共に変化し続けています。

 来年はどの様な変化が見られるでしょうか。

 今年も後・数日を残すのみとなってしまいましたが、少しでも多くご相談者のお言葉に耳を傾け、更なる努力をしていきたいと存じます。

 当方の担当も本年最後になりました。

 この1年、拙いブログにお目を通していただき、ありがとうございました。

 来年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 少し早めではありますが、

 では、よいお年を!

広告宣伝の意義

当センターの使命は、「適切な葬儀社選びで、葬儀を前にした不安を取り除いてもらう」ということに尽きます。これなくしては存在の価値がありません。ただ、いい紹介をすればすべていいのかというと、これでは発展性がありません。やはり広く知ってもらわなければなりません。

松下幸之助翁は、広告宣伝の意義について次のように語っています。
――― 「今度、こういういい品物ができました。これをお使いいただければ、必ずあなたの生活にプラスになりますよ」ということを人々に知らせる、いわば義務があるといえましょう。そこに広告宣伝というものの意義があるわけです。ですから、広告宣伝の意義は、本来決していわゆる売らんがためのものではないと思います。こんないいものができた、これを何とかして知らせたい、そういうところから出てくる、まことに尊い仕事ではないでしょうか ――――

かつては、宣伝広告と言えば、大量の資金がなければできなかったわけですが、いまではホームページでもって簡単に宣伝できますし、SNSを利用したキーワード広告は小資金でターゲットを絞って効率的に広告ができる時代です。

そのため、誤解を与えるのを承知の上で、より目立つように、誇張した表現を使っていたりするのを見受けたりします。

これは当センターにとっても他人ごとではないところもあるかもしれません。ホームページで長い間、手入れしていない文言もありますので、広告宣伝お本来の意義に照らし合わせて、より適切に、少し見直そうと思っています。

ご自宅での安置は…

ご自宅でのお看取りなどで、ご自宅でご逝去された場合、葬儀の日までそのままご自宅でご安置されることは多いのですが、一般の方にとってはご自宅で数日間のご安置が可能なのかという事は心配ごとの一つのようです。

ご自宅の環境にもよることではありますが、基本的にはご葬儀の日まで毎日担当者がご遺体の様子を見ながらドライアイスなどで調整してくださいますので、数日間であればご自宅でお過ごしいただくことは可能です。

ただ、真夏でクーラーがかけられないお部屋であったり、また、冬でも待機日数が長引くような場合には、途中で安置所へご移動されるケースもたまにあります。

しかし、待ち日数が長引くような場合、ご自宅にご安置されているという環境が、たとえご家族であってもご負担に感じられてしまわれることはあるようです。

そのような際には、無理をせず、残りの何日かを安置所にお預け頂いた方がいい場合もありますので、担当者にご相談されるとよいかもしれません。

お盆とUターン

夏休みの帰省ラッシュが今日、ピークを迎えているようです。鉄道や高速道路は、故郷などに向かう人たちで朝から混み合っています。

私の群馬にある故郷は、いつもはひっそりですが、お盆のときは、Uターンした人によって人口が数倍に膨れ上がり、多少は賑やかしくなります。

お盆のときのみのUターンではなく、都会から自分の地方へUターンした人はどれくらいいるか、市町村単位まで細かくはありませんが、都道府県単位でならわかる資料があります。これが案外面白いです。

国立社会保障・人口問題研究所が出している「人口移動調査」によってです。第8回2016年の結果が出ています。それを見ると、Uターンは、全国平均で20.4%です。出生した県から県外に移動した後、再び出生県に戻った人の割合になります(県だけでなく都道府もありますが、ここでは便宜上、すべて県と表記します)。Uターン以外のものが何かと言うと、県内にずっと居住が44.0%、県外居住が26.2%となります。

群馬県で言えば、Uターンが21.5%のほかは、県内にずっと居住が46.5%、県外居住が21.8%です。Uターンと県外居住を合わせた県外移動経験者で、Uターンした人の割合は、49.6%になります。県外に出てた人の半分がUターンしたということです。

ちなみに、Uターンは宮崎県がトップで30.0%、県外移動経験者のうちUターン者になっ割合は沖縄県がトップで70.9% 。県外居住の割合トップが島根県で66.2% 、逆に、県内にずっと居住の割合のトップが愛知県で59.0%です。

自分の出身都道府県を見て他と比べてみると面白いです。お国自慢のタネを見つけることができるかもしれません。

人間臨終図鑑を一年に一度はめくってみる。

 忘れたころに読む本があります。「人間臨終図鑑」(山田風太郎著)です。

 この本は、古今東西の、作家やら芸術家、哲学者、科学者、芸能人、さらには、英雄やら武将、政治家、はたまた、犯罪者にいたるまで、古今東西の様々な人物の死に様を紹介し、享年別にまとめている異色な「図巻」です。

 自分と同じ年齢の項についつい眼が行きます。「51歳で死んだ人々」ページを開いてみます。
後醍醐天皇にはじまり、平賀源内、バルザック、岩崎弥太郎、岡倉天心、リルケ、マキノ省三などとそうそうたる顔ぶれです。

 たとえば、岩崎弥太郎の場合は次のようなものです。
 岩崎弥太郎は、大酒豪であったが明治17年夏頃から食欲不振となり、秋には何度か昏倒し、しばしば1升、2升の胃液を嘔くようになった。診察の結果、胃ガンと判明した。彼は「おれは男だ。いかなる病名を聞かされても驚きはしない。ただ、治る病気か治らん病気か、それだけ教えてくれ」と頼んだが、医師は最後まで本人に病名を告げなかった。明治18年2月4日、100回も吐瀉し、発声も困難となる。2月7日二人の息子に三菱の将来について毛利元就の故事をひいてからくも遺言を述べ、「腹の中が裂けるようだ。もう何もいわん」と絶命。息が絶えたあと、死んだ口から3,4升の吐物が流れ出した。

 死に様はまさに千差万別、新たなページをめくるごとに、うかうかと生きてられないとかみしめています。

 ちなみに、この本がうまれた背景は、当時、ダンテの「神曲」を自分流にアレンジした「神曲崩壊」という小説を発表していて、その副産物として、「人間臨終図巻」が生まれたということです。

満開の桜とその魅力とは・・・。

 隅田川両岸の桜並木はすでに満開の様相を呈していました。
川面に映るネオンや行き交う屋形船の赤い提灯がアクセントとなり、それはどこか心躍る1枚の絵を見ているようでもありました。

 夕暮れ近く、舞台と観客席に分かれた2艘の船上では、江戸時代に流行った写し絵が150年ぶりに上映され、日本の四季を代表して桜の花が大写しになると、両岸の桜並木と相まって、辺り一面桜色に染まった風景となり、何か特別な物に包まれ、その付近一帯がまるで時が止まったように感じられる程でした。

その様相に、状況こそ違えども、ふと、13年前のことが思い出されました。
それは母の葬儀を終えて、火葬場に向かう車中での出来事でした。
バスの中でご葬儀の疲れと温かい春の日差しにうとうとしていると、急に辺りが明るくなり、ホワァとした空気に包まれ、思わず何事かと眼を見開くと、窓の外は淡いピンク一色の桜のトンネルの中でした。
何かに染まったように明るく、暫し時が止まったような感覚は、満開の桜のみが持つ不思議な魅力なのでしょうか。

ご葬儀でも最近は自然志向の高まりもあり、お墓は不要とご遺骨を細かく砕き、粉末にして、樹木の下に埋葬される方も増えて参りました。
友人の新潟の友はたっての願いで樹木葬を望まれ、大好きだった桜の木の下に埋葬されることをご希望になられたとの由。

喪主になられたお兄様からお話を聞かされた友人は、当初戸惑いもありましたが、満開の桜の下でゆっくりと話し合えそうだと気持ちを切り替え、今では期待も徐々に膨らんできているとのことです。
「今年は新潟まで桜を見に行ってきます」
友人の電話口の声はどことなく弾んでいました。

今年の満開の桜は後何日愛でることが出来ますでしょうか。

お墓参り

 先週のお彼岸に、実家の父とお墓参りに行く予定をたてていました。
 私の実家のお墓は車で1時間半、電車だと3時間以上かかるところにあります。

 父母が若かったころ、東京の郊外の霊園を選びました。
 車で1時間半くらい、ちょうどよいドライブにもなりますし、霊園の周りは自然が豊富で山も川もあります。
 子供を連れてのお墓参りに行くにはっちょうどいい、帰りに川で釣りをしたり、霊園から帰る通り道にあるレジャーランドで遊ばせてもらい、たしかに子供のころの私にとってはお墓参りは楽しいイベントとなっていました。

 父が80歳になった今、お墓参りはイベントどころではありません。

 家族が車の運転ができないので、お墓参りに行く手段は電車を使うしかありません。
 しかも、父母は高齢、乗り換えが4回もある3時間の移動は身体に堪えます。
 天気にも左右されます。今自分がいるところとその霊園付近の天気は違うこともあるのです。

 結局、お彼岸の日は霊園付近が雨予報だったため、お墓参りは後日に延期になりました。

 
 センターにご相談頂いた際、納骨先をお聞きすることがありますが、まだ納骨先は決まっていない、ということがよくあります。

 都市部では納骨堂などが増え、高齢の方でも大きな負担なくお参りができる時代になってきました。

 以前、ご相談で我が家と同じように、「両親のお墓で遠方の霊園を買ってしまったのですが、お参りは夫の運転でしたが、夫に先立たれ、高齢になった自分では一人でお参りに行くことができないので、近くのお寺にお墓を移したい」とのこと。
 
 そのお気持ち、よくわかります。

 これからお墓を求める方は、先のことも考慮して、「気軽にお参りに行きやすい」ということもお墓を選ぶ選択肢に入れていただければと思います。

 
 

大先輩達に励まされ、今年も始まりました。

 新年あけましておめでとうございます。

 穏やかな日和に恵まれたお正月三が日も無事過ぎ、早くも街には活気溢れる日常生活が戻って参りました。
 
 毎年頂いている大先輩からの年賀状には、陶芸教室での自作の作品と共に「せいめいを奏でし銀盤春の夢」の句が添えられていました。
 躍動感溢れる大ファンの羽生結弦選手の姿が描かれた花瓶の脇には、「健康にはご留意を」の達筆な文字が記されていました。
 人生100歳を目指せと、あおられている昨今ですが、90歳を間近に控えた大先輩に向かって健康状態を愚痴ってばかりいる若輩のこちらは恐縮するばかりです。

 一方、昨年暮れには数十年ぶりにシャンソン歌手・田中朗さんのライブに伺いました。
 銀座7丁目の角を曲がってすぐの所にあったシャンソン喫茶「銀巴里」詣では、青春の1ページでもありました。
 出演直前病を患い、一時は出演も危ぶまれたとのことですが、いつしか時空を超えて落語家・立川談志も生前絶賛された弾き語りの世界へと・・・。
 ステージに立たれた、最初の言葉I shall return が今でもリフレインしています。

 80代後半を謳歌している大先輩達に後を押していただきながら、今年も頑張らねばと昨日近所の神社に詣でてきました。
 おみくじは大吉でした。

 今年もどうぞよろしくお願い致します。

年賀状

 本年もどうぞよろしくお願い致します。 

ここ数年、新年のご挨拶をメールで送らせて頂いていました。
 個人的にもメールやSNSでのご挨拶が多くなり、お正月にポストに入っている年賀状の数はぐっと少なくなり、なんだか淋しいな、と思う事も。
 
 そこで、今年はセンターから送る新年のご挨拶で年賀状を復活させてみました。
 数年前まで使っていた宛名ソフトを削除してしまっていたので、宛名は手書きで書いたのですが、書いていて、自分の字が恐ろしくが劣化していることに気が付きました。

 そういえば、このところほとんど文字を書いていない。
 メモすらスマホの音声入力に任せてしまっています。

 そういえば、昔はよく字を書いていな〜、漢字練習とか、大好きだったし・・・、と思いだしたので、今年はなるべく字を書くようにしてみようと思います。
 
 これから先、字が上手に書けてもあまり意味がない時代になっていくのだろうと思いますが、自己満足のために練習しようと思います。

年末年始も24時間対応しています。

 年も残すところあと一日、当ブログも今年最後の回となりました。。
 都内、年末らしい寒さになってきましたので、皆様ご自愛ください。

 今年も事前・事後共に、葬儀の事で心配されている方のご相談に対応してきました。
 多くの方は普段からお葬式のことなど考えることはないことでしょう。
 そのような方々が、いざご自身の身近な方が心配にな状況になられたときに、少しでもお葬式についての心配を軽減していただければと思って活動しています。
 
 センターも、葬儀社さんと同様に、24時間年中無休でご相談に対応しています。
 もちろん、年末年始も通常通り対応していますので、何かご心配なことがありましたらいつでもご相談ください。

 来年も、どうぞよろしくお願いいたします。