本年の師走はとりわけ永く感じられます。
前日までいつもの様に打ち合わせをしていたスタッフの突然の死という現実に見舞われ、普段のご葬儀のアドバイスも何処かに吹っ飛んでしまいそうな、師走となってしまいました。
1年の締めくくりに、残されたスタッフ一同、命の大切さを改めて思い知らされました。
死を無駄にしないよう頑張っていく覚悟ですので、どうぞよろしくお願い致します。
今年のご葬儀の特徴の一つとしては、直葬がごく一般的に取り扱われた年ではないかと思われます。
10年程前、TBSラヂオのトーク番組で直葬の是か非をめぐって、論争が繰り広げられたのが、今では懐かしく思い出される程、ご葬儀の選択肢の一つとして、またご自身の生き方の一つとして通常の会話の中にも浸透し、定着してきているようです。
ラヂオで直葬のお話がなされた途端にご高齢の方からは、「昔から老い支度と言っていざというとき困らないようにご葬儀費用は貯めてきているはずだ」と、すごい剣幕で反論されたのも10年一昔の感がある時代になって参りました。
ご葬儀の流れも、時代と共に変化し続けています。
来年はどの様な変化が見られるでしょうか。
今年も後・数日を残すのみとなってしまいましたが、少しでも多くご相談者のお言葉に耳を傾け、更なる努力をしていきたいと存じます。
当方の担当も本年最後になりました。
この1年、拙いブログにお目を通していただき、ありがとうございました。
来年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
少し早めではありますが、
では、よいお年を!