以前立会いでお伺いしたご葬儀では、故人様が趣味でよく使っていたカメラが思い出コーナーに飾られていました。
喪主をお務めになった奥様のお話しをお聞きすると、ご主人様は写真を撮ることは好きで、まわりの皆さんの写真を撮っていたようですが、自分が写っているものがほとんどなくて…、とのこと。
遺影写真に使う写真を探すのが大変でしたとおっしゃっていました。
実は私自身も写真に撮られることが苦手で、自分の写真はほとんどありません。子供が生まれてからは、子供の写真ばかり撮っていましたし、今では子供も大きくなり、写真を撮ることもあまりしなくなってきました。
手元にあるのは、つい先日、娘と一緒に撮ったプリクラくらいでしょうか…。
まだ現実味はありませんが、いつ起こるかわからない万が一のこと。このままだと、とんでもない写真を使われてしまうかもしれないと、頭の片隅では思っているのですが。
写真を撮られることも「慣れ」があると思うので、少しずつ、慣れていったほうがいいかも知れないと思い始めました。
下手な鉄砲も数撃てば当たる…かもしれませんので。