(4/18) 昨年末に、有力EC(電子商取引)サイト314社を対象に実施された、「日経ネットマーケティング」という雑誌の調査で、私の関係しているサイトがアンケート調査に協力しました。
こんな雑誌があることをこのとき初めて知ったのですが、年間購読料12冊で3万1500円と結構な値段の専門雑誌です。
この調査結果を今朝、読んでいました。成長しているサイトがどういった取り組みをしているかなどを探っていました。
中でも興味深かったのは、アクセス解析と呼ばれるものをどのように活用しているかでした。
アクセス解析とは、サイトへの訪問者のアクセス状況を記録し、それを分析することをいいます。どういった言葉で検索したかや、アクセスした時間帯や何分間アクセスしたかなどを解析できます。
成長しているサイトは、「直帰率」と呼ばれる指標を他のサイトよりも重視しているという結果が出ていました。直帰率とは、そのページを入口としてサイトを訪れた人のうち、そのページしか見ないで帰ってしまった割合です。
なので、直帰率が高いということは、せっかくサイト内に用意した様々な情報を見てもらうことなく、サイト上で販売・紹介したい商品やサービスの魅力を十分伝えきらずに多くの訪問者を帰してしまっているということになります。要するに、もったいないページになってしまっているということです。
ともあれ、成長しているサイトは、直帰率などの実態を把握した上で、的確な対策を講じ改善していくことによって、さらに成長させていくという軌道を描いています。
実は、あさがおのサイトも、グーグル社が無料提供しているアナリティクスというアクセス解析を利用しています。数年前に導入した当初は、物珍しくて、無料でこんなことまでできるのかと感心しながら、昨日は何人の人に訪問してもらったなどとやっていました。しかしながら、最近は….. アナリティクスの持っている力を十分に享受することなく、長いことほったらかしにしている現状を反省した次第です。