当センターでは普段メールと電話で事前相談をお受けしておりますが、先日はご依頼者の方兄弟5人で直接センター事務局にお見えになり、スタッフが対応させていただきました。
ご相談の最初から皆さんで納得のいくご葬儀をとのお気持ちが伝わり、賛同社から見積りをお取りした後、直接賛同社との面談も5人揃ってお伺いされ、その場で皆さん合意のもとお決めになられたようです。
それぞれお忙しい時間をやりくりし、最後の親孝行とばかりにご兄弟一丸となって事に当たる姿はある意味うらやましくもあります。
ご相談をお受けしていますと、ご依頼者は様々です。時に肉親や義理のご両親のご相談以外のお話で、思わぬ波紋を広げてしまうこともあります。
妹さんのご主人が危篤状態に陥り、ご主人とご兄弟のように仲の良かったお兄様から妹さんの窮地を見兼ねてのご相談がありました。
妹さんの承諾を得てのご相談でしたが、お話が進むにつれご主人のご兄弟側からクレームが起きて、結果お話は断念せざるを得なくなりました。
普段疎遠の方々も血の繋がりがこの時とばかりもたげてくるようです。
良かれとした事が妹さんに気まずい思いをさせ、お兄様としては辛い立場に立たされてしまいました。
後悔のないご葬儀のためにも最初のご相談が肝心なことを5人のご兄弟に教えられました。