最後は家族に任せるしかないのだから・・・

 先日、ハンドメイド仲間たちとランチ会に行ってきました。
 話題はハンドメイド好きの人たちほとんどが悩んでいるであろう、材料の在庫をどうやって減らしていくかということ。
 ひとつ何かを始めると、材料や道具がどんどん増えていく、置くところがないからやっぱりやめておこうかと思う気持ちもあるが、だからといってやり始めないと気持ちがおさまらないからやっぱりやっちゃおうといってまた増やしてしまうというのはみんな同じのようです。
 一人は材料のあまりの多さに、最近『断捨離オークション』のようなものを見つけてせっせと出品しはじめたのだそうですが、量の多さもさることながら、メールのやり取りや発送作業が思いの外大変で、こんなに大変なら、もう捨ててしまおうかと思ってしまったと言っていました。

 私自身は、たくさんある材料をときどき引っ張り出して眺めているだけでも何となく幸せな気分になれるので、まだ処分することは考えていませんが、前に他の友人のお母様が亡くなられたときに、お母様が趣味で集めていた布の処分に困ってしまったという話を思い出しました。
 自分の趣味とは違う柄の布が押し入れ半間にぎっしり入っていて、自分では使い道はないけれど、捨ててしまうには気が引ける、だれか使う人がいればとは思うけれど自分の周りの人は多分興味もないだろう・・・。1か月ほど考えた結果、ほんの少しだけ残してあとは処分してしまったそうです。
 
 自分に万一のことがあったとき、この材料たちはどうなるのでしょう・・。
 この先、自分が満足してもうやらなくなってしまったら、自分で処分もできるでしょうが、こればっかりはいつどうなるかわからない。 
 せめて、家族がみてわかるように整理くらいはしておこう(自分が使うときのためにも)、と、分かりやすい整理の方法を考え中です。

 一般的に価値のあるものならば、どうにでもなるのでしょうけれど、自分だけの趣味だからこその悩みです。