先日も夜遅く、お電話にて事後のご相談をいただきましたので、どちらでどの様なご葬儀をご希望なのか、ご葬儀に関すること、はたまた菩提寺に関することなどを様々な角度からお伺いし、ご要望に沿ったお近くの当センターの賛同社をご紹介させていただきました。
当の賛同社は病院から渡されたリストにも記載されており、丁度リストアップしていたとのことで、電話口からはほっとされたご様子が伝わってきました。
早速に、葬儀社の方からの連絡をご希望されましたので、担当者にお知らせし、以後の対応をお願いいたしました。
遅い時間でしたが、担当者はご希望の1時間後、病院にお迎えに上がり、取り急ぎ自社所有の安置所にご安置され、皆様お疲れのご様子でしたので、先ずはお休みいただき、詳細は翌日からということにいたしました。
翌日午前中には、ご家族皆様が安置所にお集まりになり、打ち合わせをされ、納棺の儀を執り行った後、費用をできるだけ抑えたいご喪家のご要望に沿って、担当者は午後には市営斎場の霊安室に移動されることを提案されたとの由。
前夜初めてお会いされた時は、皆様の緊張もピークに達し、警戒されたご様子も見受けられましたが、一晩お休みになり、翌日お集まりいただいた中、担当者の手で故人様の口や目を閉じ、髭剃りをして、お顔を整えて差し上げると、お元気な頃のお父様が彷彿され、とても喜んでいただけたご様子とのこと。
皆様の手をお借りして納棺の儀を執り行い、旅支度をされる頃には、ご喪家との距離も一気に縮まり、打ち解けてそのままの雰囲気で、ご葬儀を無事済ませることができました。
後日、担当者が集金にお伺いした際には、ご家族の方々から口々に「今度ご葬儀があったら、一番に推薦しますよ」とお褒めのお言葉をいただいたとのことです。
搬送からご葬儀までの4日間でいかに打ち解け、信頼されたか、そのご様子がうかがえます。
以前、ベテランの担当者の方々にお伺いした折、皆さん異口同音におっしゃっていたことを思い出します。
ご安置からご葬儀までの間のご喪家との付き合い方で、ご葬儀の良し悪しは決まると・・・。