「ネットでの調査では葬儀社の実力を見極めるのは不可能」「ネットでの情報の収集に限界を感じた」「リストに葬儀社がたくさんありすぎてどこを選んでいいかわからない」「調べれば調べるほど混乱した」・・・など、当センターを利用した理由をお聞かせいただいたことがあります。
葬儀の情報に限らず、情報を集めようと思えば簡単にいくらでも集められるかのようなインターネットの時代です。そして、情報があればあるほど適切な判断に近づけるかのような雰囲気をもたらしましたが、そう簡単にいかないのは現実が示す通りです。
その理由の一端が垣間見える問題が明らかになりました。
IT大手が運営する、情報サイトが次々に公開を中止しています。専門的な知識に基づかない医療知識や、他人の文章を盗用した情報が大量に含まれていたからです。
記事一本千円〜二千円ほどでアルバイトが、複数のサイトを見ながら表現を変えたり、つなぎ合わせて記事を完成させたといいます。たちの悪いのは、検索で上位にでるようにマニュアルとかで指導していたことです。
信用できる良い情報を見つけたくてネットで探しているのに、見つけやすいところに、専門情報価値の判断能力が低い素人がつなぎ合わせたものや、水膨れした情報を見させられたのではたまったものではありません。信用できる良い情報にたどりつく前に、時間とエネルギーが浪費されてしまいます。
検索エンジン側も、良い情報が上位に出てくるように改良を重ねていますが、フェイスブックなどSNSを脅威に感じているのは、信用できる良い情報は人とのつながりからもたらされると思っているからでしょう。
当センターのサイトがもっとネット上で目立てばいいのに、と僻みながら、記事一本書いても千円ももらえないけれども、書いてみました。