お葬式と聞いてまだ縁起でもないと思う方が多いのだろうか。
ご自分の葬儀をイメージしたことはありますか。
生きていくのが精一杯でそんな余裕なんかありません。
でもちょっとだけ考えてみてください。
生前は一人ひとりその生き方にこだわってきた方も、最後は半強制的に常識の枠の中に押し込められてしまうようです。これはご本人というよりか、周りの方々の意向が強く左右され、決められるためでもあります。
ならば、生前に思いきってご自分の葬儀を企画してみるのも、一つの生き方かもしれません。
但し、この企画に乗れるのは自由人であることが条件です。此処でいう自由人は仕事のことではありません、心の問題です。心の垣根を取っ払えるかどうかです。
規格外の葬儀社かもしれませんがそのような相談にアイデアを出し、四つに組んでいる担当者から伺った事例。
以前バンドをやっていた80過ぎの方の場合:
お住まいが伊豆の方で、時間の問題もあり、火葬だけ地元の業者さんに頼み、浜辺に昔のバンド仲間が集まりオールナイトのコンサートをしました。
夜通し飲んで食べて、明け方船を出して沖合いに散骨。
船を出す時浜辺で送り火をたいて送り出しました。
音響機材とテントと仲間達のボランティアで出来た、ひとつのお別れ会です。
こだわりの葬儀は事前の企画が大事です。