マスコミ報道よりも直に話を聞くことで実感する「自身の最期」

 先日、マンション管理組合の役員の方からお電話をいただきました。
 「葬儀に関する一般的なことから、注意点、金額に関すること、葬儀後のことなどについて講演し、質疑応答してもらえないか」というご相談でした。
 
 マンションの住民の方々も高齢化が進む中、最近では新聞、テレビ、ラジオ等でご葬儀に関する情報が頻繁に報道され、関心が高まってきていますが、それでは実際にことを運ぼうとした時、どこからどうやって手を付けてよいのか迷っている方が多いのが現状のようです。
 ご自分の最期をどのようにしたいかを、ご自分の生き方、生活環境に合わせて、ご自分で決める。その手助けになる話も聞かせてほしい。
 そんな声も聞こえてきます。
 中高年の集まる場所では、こんな講演会が今後益々増えてきそうな気配です。
 考えを実行に移すように背中を押してもらうのには、マスコミ報道よりも、生の声を聞くのが一番のようです。