当センターの賛同社のホームページに気配りや心配りと同様に重要なこととして 、“清潔”の2文字が挙げられているのを見て、ほっと嬉しくなりました。
というのも、ご葬儀の立会いで各斎場に伺っているうちに、「清潔」であることが斎場の重要なポイントの一つであることを実感したからです。
先日も、伺った斎場では和室のお清め所・控室とも思わずその場に暫し留まり一服お茶を頂きたくなるような趣がありました。
日当たりが良く、繊細な細工が施されたお部屋というだけではないようです。
担当の方は「バブルの頃に建てられたので贅沢に創られていますが、それに恥じずにお掃除は徹底してやっています。お蔭様でお客様にも大変好評です」とおっしゃっていました。
以前、こぢんまりした年期の入った会館に伺った時も「何と言ってもここは清潔ですよ。ゴミ箱からトイレ、台所の隅々まで管理人さんの掃除が行き届いていて、気持がいいですよ」と開口一番、葬儀社のベテランの担当者から太鼓判を押されたこともありました。
また、区指定の斎場ではお客様を見送った後、女性スタッフがエプロン姿になり一斉にお掃除に取り掛かり、「毎回ごとに徹底的にお掃除をしてきれいにしていることが、こちらの特徴です」と手を休めず笑顔で語っていたのが印象的でした。
センターが行っているアンケートでもお掃除が行き届いている斎場、意に反して立派な建物なのに控室の隅のゴミが最後まで気になった斎場など、高い関心が寄せられています。気配りや心配りに通じます。
「掃き清める」と言う言葉があるくらい、お掃除が隅々まで行き渡っているかどうかが大きな決め手になるようです。
ご遺族にとってはかけがえのない方をお見送りする大切な場所です。
斎場を見学される場合は予算や建物だけではなく“清潔”の2文字もお忘れないように・・・。