先日、名前に聞き覚えの無いNPOがらみの電話の問い合わせをいただきました。
ご用件をお伺いするとお子様がいらっしゃらないので、ご自分で葬儀の予約等を今からしておきたいとのこと。
生前のご予約でしたらセンターの賛同社でも承っております、と申し上げたのですが、後々の問題も色々あるので、テレビに出ていたそちらの団体に問い合わせしたい由。
しかし、残念ながらテレビを拝見しておらず、お聞きした名前で調べましたがその場では分らずじまいでした。
お電話の方はご葬儀以後のことについてご心配されていらっしゃいましたが、ゆだねる方が身の回りにいらっしゃらない方、また事情で頼みにくい方が増える傾向は都会を中心に今後益々拍車がかかることになりそうです。
死後は血縁者誰かが世話をしてくれるものと高みの見物を決め込んでいた方も、昨今の社会状況から地縁・血縁の変貌ぶりを見ていくと、行く先は必ずしも安泰とは言いがたいようです。
ならば、元気な内にご自分の生き方はご自分で決め、最期をどのようにされたいのかその後始末をも含めて、一人ひとりの問題として各人の行動・対応が求められてくるのも、時間の問題かもしれない。
提起の炎もポツポツ上がっています。
そう言えばご両親亡き後、姉妹2人暮らしの友人の例を取っても、すでに身近な問題になっているようです。