先日、1年半がかりで自宅のソファを買い替えたという、私より少しだけ年上の友人と話しをしました。
なんでも、自分が納得のいくソファを探し続けて一年半目にしてやっと出会えたそうです。それは、ブランド物でもなく、高級品でもなく、ただただ自分が納得し、自分の好みにぴったりあったというものでした。大きさ、硬さ、高さ等、全てにおいて妥協することなく探し続けて、やっと良いものに巡り合えたと言っていました。
探し始めたころは、ただなんとなく「違うな〜」くらいの感じだったのが、沢山のソファを見ていくうちに「これは違う!」とすぐ判断できるようになったとか。
そんな彼女は、基本的に本物志向です。手帳のカバーひとつをとっても、ノーブランドのものですが、質がいいものを15年以上使い続けて、”いい味”をかもしだしています。
「こだわるところはとことんこだわる」そして、「良いもの、本物を沢山見ることによって、良くないもの、ニセモノがすぐわかるようになる」が彼女の持論です。
確かにそうだ!と共感しました。
それは、物だけでなく、人間関係だったり、環境だったり、仕事だったり…。
それは、ご葬儀においても同じだと思いました。
ご葬儀の「こだわり」の部分は、それぞれの環境の中で色々と違ってくると思います。ご自身やご遺族にとって、こだわりたい部分は様々です。
ご葬儀は、時間的な問題や地域的な問題などがあり、全ての「こだわり」に対応できるわけではありませんが、できる限り、その「こだわり」に近づけていければと思っています。
そのために、良いものを沢山見て、目と感覚を養おうと思います。