一年前の今日、地震発生直後に停電になり、少しでも情報がほしいと思ってつけた携帯のワンセグテレビに映った映像は今でもまだ目に焼き付いています。
小さな画面に映った情景は、携帯の電池の残量を気にしつつも理解するのに時間がかかるものでした。
あの日から一年、未だ3000人余りの方が行方不明の状況で、昨年の11月からは新たな行方不明者の発見はないとのこと。
未だに家族がみつかっていないという方の話しを読みました。あきらめなくてはいけないのだろうけど、何も見つかっていない状況では踏ん切りがつかず、骨一本でもいいからみつかってほしいというものでした。
放射能汚染などの関係で捜索もなかなか進めることができない状況で、捜索する側の人も悔しい思いでいるとも書いてありました。
身元不明のまま火葬された方も大勢いる状況、まだまだ捜索した場所があるのに行けない状況で、気持ちに整理をつけるのはなかなかできないことだと思います。
行方不明になっている方も家族のもとへ戻りたいはず。未だ行方不明の方が一人でも多く、ご家族のところへ戻れるように…私には願うことしかできませんが、捜索を再開するというニュースを見る度に発見を期待しています。
また、来年の今日、少しでも行方不明者の数が減っていますように。