年賀欠礼のはがきが届く時期になりました。
我が家にも先日、一通届いたのですが、普段、よく話しをする友人からでした。
月一ペースほどの頻度で話しをしていたのですが、今年、お身内が亡くなったという話しは聞かなかったように思ったのですが…。
今日、たまたま他の用事で連絡をした際に聞いてみると、少し遠い親戚がお亡くなりになったとのことでした。普通なら年賀欠礼のはがきを出す範囲ではないのですが、血縁的には遠くても、近所に住んでいてとてもお世話になった親戚だったので、親が亡くなったのと同じ気持ちだからとのこと。
自身の年賀状だけは、今回は失礼しますということで、勝手だとは思ったんだけど、と言っていました。
年賀欠礼は、今は一般的には一年以内に2親等までのご親族に不幸があった場合に出すとされているようですが、友人のように、自身の気持ちの問題ではあるけれど、と欠礼状を出したのは私の中では「あり」だなと思いました。
この話を聞いて、以前、葬儀や法事に出席するのは何親等の親族までなのですかというご質問があったことを思い出しました。
法事に出席できないことを伝えたら、ご親族から怒られたとか。
地域性や、各ご家庭のお考え方なども関係してくることなので、どこまでの人が絶対に行かなくてはいけないというのは一概にはお答えできないことではないでしょうかとお話しをすると、それでは親族を説得できないので、○親等までは絶対に行かなくてはいけないがそれより離れていれば行かなくていいというような線引きをしてほしいと。
行けない理由はお聞かせいただけませんでしたが、その後のご親族との関係もあることでしょうから、もし、どうしても行けないという理由がおありでしたら、それをきちんとお話しして納得していただくしかないように思いますが、とお伝えしました。
ご葬儀やご法事の出欠については、今後のお付き合いなども関係してくることでしょうから、自身の気持ちだけでは決められないこともありますので、「線引きをしてほしい」と思われたご相談者のお気もちもわかるような気がしました。