アンケートのお願いの仕方

 6日の(本)さんの記事に触発されて、メガネ屋さんに行ってきました。記事にでてきた店は避けて、最近、無重力フレームを宣伝している店に行ってみました。

 眼科で検診して処方箋を持っていきましたが、フレームを選んだら20分ほどで出来あがるようです。店内でレンズを加工しているそうで、その日に持ち帰りたかったので、ありがたいサービスです。
 防キズなどのオプションも勧められましたが、こちらは追加料金○○円ときちんと説明していました。

 一番関心したのは、後でアンケートはがきに記入し投函するようにお願いされたのですが、そのお願いの切り口が斬新でした。声が小さくよく聞き取れなかったのですが、たしか、
 「アンケートの内容は、対応した担当者の給料にも反映されるので、よろしくお願いします」
 みたいな感じでした。
 対応した担当者と、出来上がったメガネを渡す人が違ったから、こうなったのかもしれませんが、これは、書いてやらないといけないような義務感にとらわれます。

 当センターでもアンケートをお願いし、書いていただくのは大変なことだと思っていますので、これは回収率アップにもつながる方法だと感心した次第です。アンケートの回収率を上げるための方策も様々です。アンケートに答えてくれた人に抽選で○○名様に○○をプレゼントとか、さらにすすめば、○○円キャッシュバックとか、もっとどぎつく、○○円差し上げます、となるでしょう。

 「キャッシュバック」は、一回支払ったものが少し戻ってくるので分かりやすいですが、「差し上げます」は直接に金銭のやり取りがないのに、お金がもらえるものなので、ビジネスモデルをよく見ないと理解できないものでしょう。

 何はともあれ、アンケートを集める大変さがわかるので、よりよくしようという意図のあるアンケートには、できるだけ協力したいと思っています。しかし、聞いてくれないことにはどうしようもなく、1時間も待たされた眼科では、「こうすれば、もっとうまくできないか」と、表明する機会も与えられません。