メールと電話

 先日、ご相談者から、「紹介してもらった葬儀社と面談の約束を取り付けるためにその社のホームページのお問い合わせフォームから連絡をしたのだけれど1日以上経っても返信が来ない」という連絡をいただきました。
 葬儀社さんに事情を聞くと、お問い合わせフォームが不具合をおこしていて、メールが届いていないとのことでした。ホームページの制作会社に修正を依頼していますが、すぐに復旧できる状況ではないとのことで、センターより事情を説明し、ご理解をいただいて事なきを得ましたが、この一件ではなくても、打ち合わせやご葬儀などですぐにメールの対応ができない状況にある葬儀社さんとのメールでのやりとりは少し難しい場合があるかもしれません。

 また、先日伺った葬儀社さんでは、パソコンができる人が辞めてしまい、メールでのやり取りができなくなってしまっているという話しを聞きました。
 メールの送受信のことで少し話しをさせていただき、受信メールを拝見すると、以前、センターから送ったメール(重要なものではありませんでしたが)も未開封のまま残っていました。
 やってみれば「簡単なんだ」と思えるのでしょうが、やってみようと思っても、最初の段階のハードルが高いと感じてしまっているようです。

 仕事やプライベートでメールを利用することは日常的なことで、普通に返信が来るものだと思っている人は多いと思います。ましてや不安を抱えている方にとって相談したメールの返信が来ないということはその不安を一層大きくしてしまうかもしれません。

 メールを送った後に「今メールを送りました」と電話するのもなんだかおかしなもののようですが、重要な内容のメールの場合にはこのひと手間のお知らせはとても大切だと思います。