幸せな思い出とは・・・。

「パーフェクトです。順調ですよ・・・」張りのあるお医者さんの言葉に、思わず笑みがこぼれます。
 私事で恐縮ですが、先日、目の手術をした後、翌日まで何となく違和感が残り、一抹の不安を感じながら診察を待っていましたが、お医者さんの一言で、急に霧が晴れたように気持ちも落ち着き、安堵いたしました。

 状況は異なりますが、普段ご葬儀のご相談を承り、ご不安を抱えたお問い合わせにお応えし、少しでもご安心していただけるよう対応している身にとりましては、ご相談者の不安と安心のお気持ちを、改めて認識させられた日でもありました。

 ご葬儀のご相談では、ご喪家としての経験をされたことのない方が大半を占め、どこから進めてよいのか見当も付かない、という方も多くいらっしゃいます。
 漠然としたお気持ちの中から、ご要望をお尋ねして、まずはポイントを少し整理させていただき、ご要望に適した賛同葬儀社さんを選び、お見積りをお取りして、ご紹介をした後は葬儀社さんの担当者さんに委ねる場合が多いのですが、担当者さんとのコミュニケーションもスムースに運び、安心してご葬儀に臨むことができましたと安堵のご報告も数多く頂いております。

 ご報告の中では、担当者さんの親切丁寧な対応は言うまでもなく、ご葬儀前のご不安な状況を察して、電話や手紙で励ましてくださったり、また、ご相談者と同じ目線で一緒になって考えてくださったり、時に心のよりどころとなってアドバイスをしていただけたりと、感謝の言葉が綴られています。

 中でも、当センターとご紹介した賛同葬儀社さんにご葬儀をお任せしたおかげで、その後は安心した気持ちのまま、お父様を最期まで看取ることができ、また担当者さんのきめ細やかな働きにより、温かい雰囲気の中で、お見送りすることができたとのこと。
 また、ご葬儀が終わって振り返ると、不思議なことにその間が「幸せな思い出」となっていることに気づかされ、今では、お父様の死に関わってくださった皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです、とお忙しい中、早速にお礼のお手紙をいただいたことは、安心の言葉と共に、印象深く残っております。