担当者に求められる像とは・・・。

ご喪家の事情に合わせて、いろいろとアドバイスをされた葬儀社の担当者への感謝のお言葉に添えて「余談ですが、火葬場が思っていたより対応もよく、好評でした」と、ご家族・ご親族だけで直葬をされたご相談者から、ご葬儀後のお忙しい中、早速のご報告をいただきました。
 
 朝1番の開場時間1時間以上前でしたが建物内に入れていただき、ご親族の方からも内部が他の火葬場よりもきれいだと好評だったとの由。
「担当者から、火葬場はとにかく市の施設なので役所と同じと思ってくださいと言われて覚悟していたが、たまたまにしろ、うれしい誤算でした」と、お見送りをされた後のほっとされたご様子が文面からも伺えます。

 当初、センターのご相談フォームから事前のご相談をいただき、ご要望に応じて直葬と1日葬のお見積りをお送りした後、ご検討されて、ご紹介した担当者に最初にご面談された折も、ご相談者が迷っている点を適格に察知して説明をしてくれ、また通常ですとオプションになるものも、ご喪家でご用意できるならそのようにされた方がよいとのアドバイスを受け、安心してお話ができましたとのご報告もいただいておりました。

 最近ではネット上でもご葬儀について様々な情報があふれておりますが、ご自身でご希望のご葬儀をとお考えの方も、お調べしていくうちに、かえって混乱を来しかねない状態に陥り、改めてご相談をご希望される方も増えてまいりました。

 ご紹介する当方といたしましても、ご相談者からご要望をお伺いし、できるだけお気持ちに添える葬儀社さんのご紹介を心掛けておりますが、ご葬儀を執り行う担当者一人ひとりの力量も、より問われてきているように感じます。

 特に、お身内の方々を中心とされたご葬儀が多くなった昨今では、どの様なご葬儀をされたいか、ご喪家のお気持ちがよりクローズアップされてきますので、ご葬儀を担当する方はより一層の細やかな気配りが必要とされ、その采配ぶりがご葬儀の満足度を大きく左右して来るようにも思われます。

 ご喪家のご要望を推し測り、適切なアドバイスはもちろんのこと、それに伴うメリット、デメリットも含めてご相談に乗り、ご相談者のよき伴走者として、臨機応変な対応していただける担当者を求める傾向が、より鮮明になってきているようです。