担当者がどんな対応するかイメージする

 以下に紹介するのが、最近届いた体験談です。(当センターに寄せられた一般の人の体験談は、ほとんどが葬儀で後悔したというものですが)

 〜〜〜〜 従業員の説明不足や段取りの悪さ、何よりも対応の悪さが目立ちました。

喪主と一時間の打ち合わせをしたにも関わらず、指定された弔電を読まなかったり、親族の受付係の焼香を早くしてほしいために並んでいる人をわざわざ遮って通したり、受付の説明のときに質問をしたらイライラされたり、お通夜にお越しいただいた方々にもお食事を、と用意していたのに親族以外勝手に帰すなんて。せめて一言聞いていただきたかったですし、親族のみの会席なら料理を用意する前に説明が欲しかったです。無駄な出費になりました。しかも料理は美味しくない。ビールはノンアルコールばかり並べていて普通のビールが少ない。結局こちらが気を利かせなければいけない羽目になりました。

また告別式の際、焼き場までの移動を時間がないからと促すのは分かりますが一人一人への対応がひどいです。イベント会場で発するような声の大きさで、時間がないのでいいから早く乗ってください!と。大変不愉快でした。促すなら言葉を選んでほしいです。

遠くから来てくださった方々もいますし、私達親族も気を遣っているのに何故あなた方従業員が面倒臭がっているのですか?

あなた方の身内が亡くなったとき葬儀場でこんな対応されたらどう思いますか?考えたことないんですか? 気配りがなっていません。暑い中遠方からお越しくださった方々もいる中、その対応は大変失礼だと思います。私よりもずっと年上で長く生きてきているはずなのに、私よりも気が利かない気がつかないなんて…。一体教育係はどういうご指導をされてきたんですか?

一度しかない葬儀をここですることになってしまったこと、大変悔しく思います。私みたいな思いをする方がいらっしゃらないよう祈るばかりです。 〜〜〜〜

 当センターの紹介社の担当者さんは、これほどまでには、イライラさせることはないとは思いますが、一般的には、少なからず起こっていることかもしれません。
 われわれも、立会いや、事後のアンケートや電話などにおいて、ご相談者の声を聞くことがありますが、良きにつけ悪しきにつけ、なかなか本当のところを聞き出すのは難しいです。
 
 人は場面場面によって器用に振舞いをかえることもあるかも知れませんが、実際には、そんなにうまくいかないように思っています。一時的にはごまかしもきくでしょうが、長期的に見れば、やはり、良きにつけ悪しきにつけ、その人らしさが露呈してしまうでしょう。
 とするならば、葬儀社の担当者さんの場合ですと、日頃の当センターとのやりとりを通して、この人はご相談者と面談するときや現場でどういう対応しそうか推量するのも大事だということになります。それに、ご相談者からのアンケートの声などから行間を読んで、担当者さんのイメージを作っていって、適切な担当者を紹介できれば、上記のようなイライラ担当者を紹介することはある程度防げるように思います。