斎場関係者の気持ち

 12月10日にリニューアルオープンしたばかりの練馬区の大泉橋戸会館へお邪魔してきました。
 以前は90名~100名ほどの方が着席出来る大規模葬に適したような式場でしたが、この度のリニューアルでは着席50名ほどの大式場と着席20名ほどの小式場の2式場に分けられ、最近希望される方が多い家族葬やこぢんまりとした葬儀に適した式場に変わりました。
 希望する葬儀の規模によって2式場のうちのどちらかを選べるのは利用者にとってもメリットが高いように思います。
 また、完全バリアフリーに対応し、1階部分の式場と2階にあるお清め室や控室の行き来もエレベーターを使用することができて便利になったうえ、トイレも多目的トイレが導入されていました。

 ご葬儀を行なう方や会葬者への配慮が感じられる式場でしたが、式場を管理されている方から、「どこか、使いにくいようなところはありませんか?」と尋ねられました。
 葬儀社さんなどにもお聞きしているとのこと。
 1階にある2つの式場は廊下をはさんだ近い位置にあることから、以前、葬儀社さんから両方の式場で一度に葬儀を行なうとなると、音が両式場に聞こえてしまうという点をご指摘いただいたとのことで、早速防音設備を発注されたそうです。
 
 斎場関係者の方は、他の式場をいろいろと見て回ったりなどの機会もあまりないでしょうから、普段色々な式場を使用している葬儀社さんの声はとてもありがたいもののようです。
 ご利用される方が気持ちよく使えるようにという、斎場関係者の方のお気持ちが感じられました。