葬儀社さんのこだわりは。

 生花祭壇を選ぶ方が多くなってきてから、ずいぶん長い年月がたち、葬儀社によって色々とこだわりを持って祭壇を作っている所も多くなってきたように思います。

 センターの賛同葬儀社さんの中でも、生花祭壇にちからを入れている葬儀社は複数あり、そのこだわりについてはさまざまです。

 以前、葬儀社の担当者から伺った話しでは、お父様のご葬儀よりお母様のご葬儀のほうが祭壇のデザインやお花の色味などの希望をおっしゃる事が多いように思いますとのこと。
 ご生前、花が好きだったので、庭にはいつも母が育てている花が咲いていたのでなど、お母様をイメージできるお花があるからなどの理由があるからかもしれません。

 また、他の葬儀社さんにお邪魔した時にお聞きした話しでは、生花祭壇に使う花は、リクエストが無い限り、「百合なら、誰が見ても百合と分かるものを、バラならば遠くから見てもバラと分かるものをなど、花に詳しくない方でも何の花が使われているかわかりやすい種類の花をつかうようにしています」とのことでした。
 百合といってもその種類は多く、ぱっと見て百合と分からないかもしれないようなものもありますが、誰が見ても「百合」と分かれば、「綺麗な百合の祭壇」と印象に残して頂けるかもしれません。
 小さなこだわりかもしれませんが、そんなこだわりも心づかいのひとつにつながるように思います。

 規模やプランによって祭壇のデザインや大きさが違ってくる生花祭壇ですが、その故人様のためだけに作られるものですので、故人様のイメージで作って頂くのもいいかもしれません。
 お花の色味などは、ほとんどの葬儀社さんで希望に対応して頂けます。