アンケート欄

正解がある訳ではないので、点数は付けられません。
 10点満点の内、ある方は8点を、また別な方は9点と夫々ご評価いただいても、その差をご説明頂くのは難しい。
 それでもあえて点数を付けて頂く。
 以前、当センターではご葬儀後のアンケートでご葬儀全体の評価を10段階に分けてお願いしておりました。

 マイナス1点、2点はどこか、どの辺りがご不満だったのか、何か落ち度があったのか、にわかに心配になり、時に10点満点を頂くと、本当ですかと嬉しい反面、少し訝しんだりと、ご回答を頂く度に一喜一憂したものでした。

 時には10点満点のところ、12点を付けていただいたこともございました。
 但し書きで、本来でしたら9点ですが、若いスタッフの仕事ぶりに感激され、将来への希望を託されてプラスされたとのこと。
 ご相談者から逆に励まされ、こちらのふらついた気持が一喝されたようで、おもわず居住まいを正したことが思い出されます。

 また、アンケートでは時にご葬儀までのお気持ちの揺れを克明に綴っていただいたり、ホームページをご覧になってセンターをご利用されたいきさつから、ホームページへの新たなご提案まで頂き、暗中模索の中で次なるステップへの足掛かりのヒントとさせていただいたこともございました。

 本日もご葬儀後のお忙しい中、ご感想を添えてアンケートの大変満足欄にご回答を頂きました。
 担当者の対応ぶりと、無事ご葬儀が終えられたことへの感謝のお気持ちが綴られておりました。
 有難うございます。

 最近はアンケート欄も改良を重ね、ご丁寧なご回答も多く頂いておりますが、その分、以前の素朴で何処かどぎまぎさせた鋭角的なご回答がふと懐かしく思い出されるのも、これも又時代のすう勢でしょうか。