葬儀社の紹介を担当して間もない頃、恐る々電話を取った途端に「友人が自殺して、まもなく警察からもどってくるが、葬儀ができないので火葬のみにしたいのですが」と言われ、余りの事に電話口で暫し絶句してしまったことがありました。
このところ、立て続けに火葬のみの依頼を受けて当時のことが思い起こされました。
勿論、一口に火葬のみでお願いしますと言ってもそれぞれの事情は異なります。
東京で火葬にして故郷に帰って葬儀をする場合、周りに余分なご迷惑をかけたくないからという本人の堅い意思のもとでの場合、経済的な理由での場合等etc.
霊安室や安置所での最後のお別れ、柩に花を入れてのお別れは盛大な葬儀でも皆同じ。
別れ方は人それぞれ。心の持ち方ひとつでどんな葬儀にも負けはしない。
当センターの賛同社は皆さん快く引き受けてくれますのでどうぞご安心を。