始まりはご喪家と同じ目線に立つことから。

 今年も早1ヶ月を切ってしまいました。
 当センターも皆様からご相談を頂き、少しでもお気持にそったご葬儀に近づける様、ご要望に適していると思われる、各地元の賛同社をご紹介させていただいております。

 特に最近はお身内を中心とされたこぢんまり葬のご相談も多く頂き、センターがご紹介する賛同社の担当者の活躍ぶりが目を引いております。

 ご葬儀の良し悪しは、担当者がご相談者からご希望をお聞きしてお気持を汲み、どれだけご相談者を始めとする喪家の方々と同じ目線に立って、ご葬儀を執り行えるかが大きな鍵となるようです。

 時には時間を選ばず、深夜に事後のご相談を頂き、ご家族の皆様のお疲れもピークに達しているところに、ご紹介した担当者がいきなり登場と言う形もございます。

 翌日を待たずに、病院から深夜の搬送をされた担当者からの報告では、故人様を自社安置所にお預かりし、お疲れの御家族の皆様に、まずは一旦ご自宅でお休み頂いたとの由。

 翌朝、安置所に皆様が再びお集まりになられる中、担当者の手で目や口を閉じ、お顔を整えて髭剃りをして差し上げると、みるみるお元気な頃のお父様をほうふつとさせ、大変喜ばれて、ご喪家との距離も一気に縮まった感があったとのこと。

 その後に続く納棺の儀では、故人様との最期のお別れを、あえてご家族皆様の手を煩わせた形で執り行い、予算を出来るだけ抑えたいご喪家の意を酌み、さっそく午後から市営斎場の霊安室に移動し、その柔軟な対応ぶりにご喪家の方々の信頼ぶりも厚く、担当者がご葬儀後にお伺いした際、「今度ご葬儀が有ったら、いの一番に推薦しますよ」と口々にお声を掛けていただいたとのことです。

 お1人お1人、様々に条件も違い、初めてご喪家の立場に立ち、どこから手を付けてよいのか戸惑われる方も多く、一つひとつ担当者とご相談しながら決めていきたいとのご要望も多く頂いております。

 ご相談者と担当者双方のコミュニケーションがどれだけとれるか、双方をマッチングする我々センターの責任も重大です。