大先輩からの年賀状

 新年明けましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 今年はことのほか天候にも恵まれ、穏やかな3が日を過ごさせていただきました。
 元旦の朝一番のお楽しみの年賀状も、例年通り無事届きました。

 御互い仕事をしていると、お会いする機会を逸し、ここぞとばかりに近況を綴っている方、又筆不精と言いながらも、印刷された年賀状に一筆添え書きをされている方と様々ですが、1年1度の近況報告に思いを馳せ、この1年の無事を願うやり取りが、これからも続くことを願うばかりです。

 まだ現役でお仕事をされていらっしゃる御年85歳の大先輩からは、今年もお年賀を頂きました。

 昨年のお年賀では「お世話になった先輩、更には同級生とは遊ぶ機会が少なくなり、働いた場、活動した場、遊んだ場の後輩と遊ぶ機会が多くなりました。85歳を迎えるとはそういうことだと改めて知りました」とご報告いただきましたが、今年はさらにパワーアップしています。

 お仕事と趣味の陶芸教室とお料理教室の合間ぬって、3月に伊豆、5月は近江・京都と奥信濃、6月にはさくらんぼに魅せられて2週続けて山形とさらには伊豆にも、10月には伊勢・志摩へと後輩からのお誘いを受けて、気軽にお出かけになられたとの由。

 お会いする度に、老後の心得を伝授させていただいておりますが、何にもまして姿勢の良い姿そのものが、全てを物語っていらっしゃいます。

 今年もまたエンディングノートに付け足すことがあるとのこと。
 最期の締めくくりも怠りなく、万全を期していらっしゃるご様子です。

 昨年ご主人を亡くされ、意気消沈している友人にも、松の内が過ぎたら早速に寒中見舞いの葉書を出しておきましょう。
 大先輩のお言葉も添えて・・・。