新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
関東地方はお天気に恵まれ、今年の穏やかな三が日も無事過ぎて参りました。
東京郊外の高尾山では、近年ご来光を拝む若い方や、外国からのお客様が倍増していると巷のうわさで聞いては居りましたが、今年は友人の息子さんも挑戦されたとの由。
ケーブルカーから山頂は朝のラッシュアワー並みの混雑で大変でしたが、富士山も鮮やかに見え、登った価値は十分だったと得意満面の笑顔で、ご自慢の写真を見せていただきました。
荘厳な富士山と鮮やかなご来光の輝きが見事なコントラストを見せた写真は、眺めていると気持ちまでも引き締まる様で、昨年来の風邪も何処かに吹き飛び、当方もやっと遅ればせながら、新しい年を迎えることができました。
当センターもご葬儀のご相談をお受けして、今年で無事設立14年目を迎えることができました。
14年の間にはご葬儀の仕方も表面上は大分様変わりしてきましたが、ご葬儀をお手伝いする側の死者を弔う気持ちは今も昔も変わりありません。
ご葬儀を直接担当される方はお1人お1人そのあたりをどのように捉えているか、これからはより一層担当者の資質が問われる時代になるのではと思われます。
ご相談者からお話をお伺いし、地元のどこのどの担当者がご紹介するにふさわしい方か、我々相談員の責任も重大です。
まだご存命の方のご相談には、お気持の整理がつけにくく、二律背反への思いから罪悪感に苛まれながらご相談される方もいらっしゃいます。
それでも、ご相談していくうちにあらかじめ知っておくことが、延いてはきちんと送ってあげることに繫がるのだと思えるようになり、残された日々はお父様を看取ることだけに気持ちを集中することができましたと、後日お手紙でご報告を頂きました。
ご相談者のお気持をどれだけ汲んで、担当者に橋渡しできるか。
今年の課題でもあります。