「葬儀」とは昔からの決まりごとが沢山あり、それに従っていかなければと思い込んでいた節があるようです。また突然のことゆえ独自の案も中々思い浮かばず、皆がやる方法でということになりがちでしたが、最近は都会を中心に自分達の意見を入れた、バラエティに富んだやり方も目立ってきているようです。
その一つに「1日だけの葬儀」があります。
通常ですと前の晩の通夜、翌日の葬儀・告別式、初七日法要までの長時間になります。それを葬儀・告別式のみにされるのです。
1日だけですと費用の面もお清めのお食事代が省けますし、公営の時間貸し式場費、俗名でのお布施代等が減額され、式場によっては半額近くになるところもあります。
列席される会葬者の方々もご高齢者の方が増えてきたので、昼のご葬儀のみに出席を希望される方が多くなりました。
特に、無宗教葬の場合は1日だけの献花でのお別れ会にされるようです。
中には棺を囲んだパーティ形式で故人を偲ぶやり方もありました。
インターネット等から色々な情報を得て、自分流、我が家流の葬儀の仕方をはっきり打ち出すやり方が増えていくことでしょう。