葬儀費用の中で、会葬者数によって強く影響をうけるところがどこかを理解しておくとわかりやすいです。
たとえば、飲食・返礼品はそのものずばり会葬者数によって数量が変わってきます。
そして、会場と祭壇も影響を受けます。たとえば、500人の会葬者で自宅でというのは、無理があります。それ相応の会場が用意されなければなりませんし、祭壇もそれにふさわしいものがよいと言えます。逆に、家族葬や密葬では、斎場の広さも大きな祭壇も不必要です。
ということは、葬儀費用は人数をある程度想定しないと費用を割り出せないということになります。
葬儀社の人が「葬儀費用はどれくらいかかりますか?」という質問に簡単に答えられない、答えてくれないのはこうしたことがあるからです。
逆に、内容もよく聞かいないうちから、「すべて含めて○○万円でできます!」という葬儀社のほうが怪しいと考えたほうがいいでしょう。