斎場の選択は、重要事項の優先順位のつけ方によって変わります

 斎場をどのように決めていくのかと言いますと、葬儀をしたい、もしくは考えてもいい大体の場所に、どういった斎場があるか、種類と詳しい場所をまず把握します。この斎場の場所は、よい葬儀にするための5つの重要事項(1場所、2規模、3予算、4内容、5日程)の中の場所に相当します。そして、5つの優先順位の整理し、優先順位をつけることによって、斎場を選択していくことになります。

たとえば以下のようにです。

●交通の便がよいという条件にあう場所を最優先したい場合と予算を最優先させたい場合とでは、最適な斎場は違うということも起こってきます。

●場所は少し遠くても予算を抑えたいという場合は公営の斎場を利用することが第一に考えられます。

●日程が最優先であれば、斎場の空き状況をみて空いているところに決めるしかありません。そうなると、混み合うことの多い公営斎場は利用しない選択肢も出てきます。

●大規模な社葬であれば、利用できる斎場は限られてきてしまいます。

●家族葬や密葬であれば、広い斎場を借りる必要はありませんし、会葬者の交通の便もあまり考慮しなくてもいいでしょう。

●斎場に利用条件があれば、いくら利用したくても利用できない場合があります。

●葬儀の内容を音楽葬にしたい場合、音楽を流してよい斎場でないとできません。