先日、あるダンサーにお話をお伺いした時、アンケートの話が話題になりました。
その方の生徒さん達が昨年から稽古場のスタジオで、自作の作品を観客を入れてスタジオパフォーマンスとして披露することになり、お客さんたちにはゼヒ、アンケートを書いてもらうようお願いされたとのこと。
沢山のアンケートをいただいたのですが、中には自分の意と異なる評価を受け、落ち込む生徒もでてきたがそこが大切だとおっしゃる。失敗を考えることで自分というものが見つかってくるのだからと。
アンケートは自分の身において考えてみると面倒なものでもあり、その気持ちにならないとなかなか書きにくいものです。
ご葬儀が無事終わり、気持ちの整理が出始めた頃、当センターもご依頼者の方々にご葬儀のアンケートをお願いしています。
アンケートに一喜一憂するわけではありませんが、それでもあえて問題点を指摘して、苦言を呈してくださる方こそ前述のことと同様大切です。おっしゃっていただくことで、気がつかなかったことも、また応用としてどうしたらよいのかを気づかせていただけることも、次なるステップへの足がかりになると思いますので。
また、アンケートで知る、担当者の心遣いに思わず拍手することもあります。
葬儀社の担当者がお手紙を差し上げた例として
「お手紙に心に残る葬儀だったと書いてくださり、これでよかったのかなと悩んでいた私の気持ちが少し軽くなった気がします。一人っ子の私でしたので無事父を見送ることができ、皆様のおかげだと感謝しています。」と・・・。